ITEM | 2020/10/02

半導体メーカーが本気でマスクを作ってみた。「見えない穴」でホコリや飛沫をシャットする

文:三浦一紀
通気性バツグンなのに高い遮断性を実現
「Bio-Guard」は、韓国の半導体メーカーであるボルトクリエ...

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文:三浦一紀

通気性バツグンなのに高い遮断性を実現

「Bio-Guard」は、韓国の半導体メーカーであるボルトクリエーションが開発した、何度も洗って使えるマスクだ。

マスク本体には2つの通気口があり、そこにマイクロフィルターが搭載されている。このフィルターには、半導体のEtching技術が利用されている。

Etchingとは、ホコリや花粉などの汚染物質よりも小さいマイクロ単位の微細な穴を空ける技術。ボルトクリエーションは独自の技術で、約5um(1000分の5mm)の超微細な穴をPET素材に適用することに成功。ホコリや飛沫などの大きさは約5〜10umなので、それらを物理的にシャットアウトすることが可能だ。

また、フィルターを含めマスク本体は水洗いすることができるので、何度も繰り返し使用可能と経済的だ。

本体は畳んでおくことができるでの携帯性にも優れている。

カラーはホワイトとブラックが用意されている。

現在Makuakeで先行予約受付中。価格は1個5200円。10月14日まで受付中で11月に発送予定となっている。


高い遮断効果、繰り返し使用と洗いOK。半導体企業が作るマスクBio-Guard