ITEM | 2020/09/04

共働き家族のごはん環境を一変させた、シャープの水なし自動調理鍋「ホットクック」に新モデルが登場

2~6人用のKN-HW24F
文:武者良太
ジッパー付き食品保存袋を使った低温調理も可能に!
共働き家族のごはん環...

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2~6人用のKN-HW24F

文:武者良太

ジッパー付き食品保存袋を使った低温調理も可能に!

共働き家族のごはん環境を一変させたシャープの水なし自動調理鍋「ホットクック」。レシピに合わせて食材を入れ、ボタンを押すだけで調理をしてくれる。時間はかかるが、準備・調理・片付けの手間を大幅に省いてくれることから、時短調理家電の王者として君臨している。

特に食材の水分を1ccたりとも無駄にせず駆使する無水料理の味は、まさにプロ級。しかも栄養も満点だ。

ダッチオーブンなどでも同様の料理は作れるが、完成するまでこまめに火の強さを確認しなければならないし、鍋底が焦げ付かないようにかき混ぜる作業も必要。しかしホットクックには「まぜ技ユニット」が備わっており、設定したレシピに応じて最適なタイミングで鍋の中をかき混ぜてくれる。

そんなホットクックに新モデルが登場した。2~6人用の料理を作るのに適した2.4リットルのKN-HW24Fと、2~4人用に最適な使いやすい1.6リットルのKN-HW16Fだ。

2~4人用のKN-HW16F

新たに搭載された機能は、2020年5月にサービスを開始した「ホットクック部」のユーザー投稿レシピのダウンロード機能(シャープ側が選定した一部のレシピが「COCORO KITCHEN」というサービス経由でダウンロードできる)。そしてジッパー付き食品保存袋を使ってローストビーフやサラダチキンなどが作れる低温調理機能だ。

このユーザーが作ったメニューが面白い。定番な惣菜だけではなく、パンもあればスイーツもあり、ホットクックで作れるバリエーションが一気に広がるというもの。その中から、人気や作りやすさの観点からシャープがセレクトしたユーザー投稿レシピを1ボタンで作れるようになったわけだ。

先述の低温調理機能も注目。アノーバなどの低温調理器を使う際は鍋に蓋がしにくいため、お湯を一定の温度に留めておくためには多くの電力が必要だった。しかしホットクックは圧力釜のような構造となっており、比較的少ない電力で旨味をフルに引き出す調理ができる。

2~6人用のKN-HW24Fの実勢価格は7万6780円。2~4人用のKN-HW16Fは6万5780円。作りたい量に合わせて選ぼう。


ホットクック