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心の病を抱えていた犬が97日間放浪し、65キロ離れた街に住む大好きな里親に会いに行った話
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  • 2020.06.08
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心の病を抱えていた犬が97日間放浪し、65キロ離れた街に住む大好きな里親に会いに行った話

文:pickwick

太古の昔から犬と人間は強い絆で結ばれてきたが、それは現代でも変わらないようだ。

ある一匹の犬が果たした快挙に今、SNSで感動が広まっている。

抗不安剤が必要だった保護犬のゼルダ

米国ミネソタ州セントポールに住む心理療法士のセネカ・クルーガーさんは、保護された犬を再び飼い犬に戻すための育成と専門のトレーニングをしている。

昨年、クルーガーさんは動物愛護団体から6歳のジャーマンシェパード混血のゼルダを預かった。これまで30匹以上の犬に携わってきたクルーガーさんだったが、ゼルダは特に難しいケースだったという。ゼルダは心の病を抱えており、抗不安薬が必要で、一日中うろうろ歩き回るか、どこかに隠れていたという。

クルーガーさんはゆっくりとトレーニングを進め、2週間でゼルダは抗不安薬が不要になるほど回復。4カ月後には、吠えたり遊んだりできるようになった。ゼルダが自信を持ち始めたので、クルーガーさんは新しい家族を探すことにした。

今年1月、ミネアポリス郊外のチャナッセンに引き取り手が見つかった。クルーガーさんの住むセントポールから65km離れたこの街まで、クルーガーさんはゼルダを送り届けた。

別れは思ったよりもつらく、「自分の犬を失ったように感じて、3日間泣いて過ごしました。30匹以上の里犬たちと別れてきたのに、そんなことは初めてでした」と『the dodo』の取材に語るクルーガーさん。

さようならを告げてから10日後、なんとゼルダが失踪したと連絡が入った。クルーガーさんはペット搜索団体「START」と協力して、ゼルダを探し始めた。

次ページ:里親の家をさがして3ヶ月以上も走り続ける

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