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収益額の高い世界の企業トップ100をマップにしてみたら、勢力図に異変が起きていることが分かった
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  • 2019.08.28
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収益額の高い世界の企業トップ100をマップにしてみたら、勢力図に異変が起きていることが分かった

文:岩見旦

世界経済を支える大企業。名前自体は知らなくても、私たちの生活に密接に関わっているグローバルで活躍する企業が多数存在する。

果たしてその中で最も収益を上げている企業はどこだろうか。米国の経済誌『Fortune』が毎年発表している世界の企業を対象とした収益ランキング「Fortune Global 500」2019年版の情報を元に、Howmuch.netが制作した、世界で収益額の高い企業トップ100のマップを紹介する。

収益額トップ100のマップはこちら

まずは、こちらのマップをご覧いただきたい。2018年度の総収益を、企業のロゴと収益額の書かれた八角形の大きさで表現。「IT」は青、「自動車」は緑、「エネルギー」は黄色、「医療」は紫、「建築・土木」は茶色、「電気通信」はオレンジ、「外食・小売」は赤、「金融」は緑、「その他」はピンクと、カテゴリに応じてそれぞれ色分けしている。

トップ10は下記のようになった。

1位 ウォルマート(アメリカ) 総収益5144億ドル
2位 中国石油化工集団(中国)総収益4146億ドル
3位 ロイヤル・ダッチ・シェル(オランダ)総収益3966億ドル
4位 中国石油天然気集団(中国)総収益3930億ドル
5位 国家電網(中国)総収益3871億ドル
6位 サウジアラムコ(サウジアラビア)総収益3559億ドル
7位 BP(イギリス)総収益3037億ドル
8位 エクソンモービル(アメリカ)総収益2902億ドル
9位 フォルクスワーゲン(ドイツ)総収益2783億ドル
10位 トヨタ自動車(日本)総収益2726億ドル

トップ100社の合計総収益は15兆ドル

トップに君臨したのは、アメリカの小売大手ウォルマート。6年連続の1位となった。中国の国営石油会社である中国石油化工集団、オランダに拠点を置く英蘭系石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルが並んだ。

このマップを覗いてみると、さまざまなカテゴリの企業が名前を連ねており、特にエネルギー、自動車、金融の企業が強い力を発揮していることが分かる。これらの企業100社の収益を合計すると、その額は15兆ドル以上に上った。

1位はアメリカ、2位は中国。しかし……

この収益額の高い企業トップ100のマップには、17カ国の企業が名を連ねている。最も多かったのはアメリカの35社。中国の23社が続いた。日本もトヨタ自動車(10位)を筆頭に、三菱商事(33位)、本田技研工業(34位)、日本郵政(52位)、日本電信電話(64位)、伊藤忠商事(65位)、日産自動車(66位)、ソフトバンクグループ(98位)と8社がランクインし、健闘した。

しかし、トップ500まで順位を見てみると、意外な事実が判明。アメリカが121社に対し中国は129社と、順位が逆転しているのだ。空調メーカーのグリー・エレクトリックや総合家電メーカーの小米科技など、中国の新進気鋭の企業13社が新たに仲間入りした。

いよいよアメリカを上回った中国。この勢いからまだまだ目が離せなさそうだ。


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