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「水中ニーソ」は写真か?アートか?古賀学が語る新作品集『cube』
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  • 2019.05.28
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「水中ニーソ」は写真か?アートか?古賀学が語る新作品集『cube』

「cube」(2019)
モデル:えみりんご
衣装:REALISE

水中でニーハイソックスを履いた女の子を撮影する「水中ニーソ」シリーズをつくり続けるアーティスト・デザイナーの古賀学氏。そんな同氏の新作品集『cube』(ペッパーショップ)の展覧会が、5月17日〜6月15日まで六本木のCLEAR GALLERY TOKYOで開催中だ。「cube」は、女の子が映った水塊を立方体の形状に切り取った作品である。

同展覧会は、今年3月22日に実施された銀座 蔦屋書店のトークイベント「古賀学 新作品集『cube』刊行記念トークイベント 最新型の水中ニーソ」の内容を反映した展示になるという。この日のトークの内容を含め、新作について、そして独自に編み出した「cube」の制作方法について、古賀氏にインタビューを行った。

取材・文:石水典子

古賀 学

アーティスト/デザイナー

1972年長崎県佐世保市生まれ。コミック、雑誌、アニメーション、玩具、プラモデルなどにデザイナーとして関わる。2002年 水中映像制作をはじめ、ミュージックビデオ、映画、TVコマーシャルなどに関わる。2013年 写真集「水中ニーソ」刊行。写真集、雑誌、個展、合同展などで作品を展開。2018年 第21回文化庁メディア芸術祭 エンターテイメント部門 審査委員会推薦作品に選出される。2019年5月 浄土宗龍岸寺(京都)にて個展「南無阿弥陀佛 極楽浄土の水中ニーソ」開催、CLEAR GALLERY TOKYO(六本木)にて個展「cube」開催。

Photoshopを徹底的に活用し、平面で構成した「cube」

古賀学氏

―― 「cube」は立体作品のように見えますが、モデルさんの写真をメイン画像や反射像で構成した平面作品なのだそうですね。

古賀:水中でモデルにグルーッと一周してもらい、全方向から撮影した写真を元に、Photoshopで光の反射や水の屈折などを表現しています。水中ニーソではこれまで、プールの背景を消して女の子を原宿で泳がせたり、電車の中を泳がせるといった実験もしてきました。「cube」の場合は水ごと切り取っていかないと面白さが伝わらないんです。また現実にはない面白さが出るので、水のキューブからフィン(足ひれ)をはみ出させています。

「cube」(2019)
モデル:えみりんご
衣装:REALISE

―― CLEAR GALLERY TOKYOでの展示はどのようなものになりますか?

古賀:「cube」は、銀座 蔦屋書店さんのブックフェアで、小さな作品しか展示できていません。CLEAR GALLERY TOKYOは現代アートのギャラリーです。ホワイトキューブ(※)の広いスペースなので、大きいサイズのプリントを展示できると思います。

※ホワイトキューブ:1929年に開館したニューヨーク近代美術館(MoMA)が導入した、白い立方体のような美術作品のための展示空間

―― 実際に作品を拝見しましたが、プリントで観る方が素敵ですね。イメージが変わりました。

古賀:「cube」は大きければ大きいほどいいという、不思議な作品です。よく見ると反射像などの作り込みがわかるのですが、小さいサイズで観るとディテールが分からないので、脳が勝手に補正して、「透明なキューブに女の子を閉じ込めた立体作品なんだ」という解釈で終わってしまうんです。

「cube」は、どのように生まれたのか

「cube」(2019)
モデル:えみりんご
衣装:REALISE

―― 「cube」は水中の光や女の子の反射像など、本当に水を切り取ったようにテクスチャーなどがリアルです。具体的にどのような工程で作られているんですか?

古賀:「cube」をつくるきっかけとなった作品に、2015年から作っている「水中ニーソのつぶ」という作品シリーズがあります。樹脂の中に標本を固めるオブジェがありますが、とても素敵ですよね。その標本のオブジェを、実写の女の子に置き換えたら素敵だろうと思ったんです。

「水中ニーソのつぶ」(2019)
展示撮影:逢坂憲吾

4センチ×4センチ×4センチのアクリルキューブに、水中ニーソの写真を構成しています。この立体作品を、平面作品に置き換えれば、もっと込み入ったことができるだろうと思って試したのが、「cube」です。

まず、販売されている標本のキューブを買ってきて、反射像や屈折を研究しました。「cube」の場合、水中撮影はパーツ生産でしかなくて、最終的にPhotoshopで組み立てることを前提にしています。2013年に撮った水中写真を元に、Photoshopを駆使してプロトタイプを作成しながら方法論を探りました。

組み立てるためには、デザインすることが必要です。「どのようにモデルが回転した写真があれば立体物として構成できるのか」という方法論がなければ撮影できません。つまり、家電や車の「設計」と「組み立て(アッセンブル)」に近い概念の作業でもあります。モデルのどの写真が必要なのかが分かると、素材を集めるための撮影をすることができますよね。

ちなみに「cube」の水塊も、元々は「水中ニーソのつぶ」のためにストックしておいた透明のアクリルキューブを物撮りしたものです。ですからCG画像は一切使っていません。

水中ニーソのモデルに求められる「勘」

―― 独自の方法論をお持ちであることもそうですが、水中で作品のテーマに即したモデルさんの撮影をすること自体、誰にでもできることではないですよね。

古賀:そうですね。モデルをコントロールしながら写真を撮るテクニカルな部分も必要です。

―― 撮影する側の技術も必須だと思いますが、モデルさんも水の中で自在に動く身体能力や、会話ができない環境下で古賀さんの作品イメージを読み取る勘の良さのようなものが求められるのではないでしょうか?

古賀:普段モデルを務めている女性は、もともとダイビングをしていたような人ばかりではありません。ただ、「cube」の場合は、ポーズの要求のレベルが高いので、水中で体勢を取ることがうまい、水泳もダイビングも経験豊富なモデルが務めています。今までやったことがない実験的な作品のモデルを務める人の中には、勘の良い人はいますね。

―― 今年3月に阿佐ヶ谷ロフトAで展示された個展「ちくたこ」(ちくわ&たこ)の作品で、声優の降幡愛さんがモデルをされています。どのような経緯で、降幡さんを撮影されることになったのでしょうか?

「ちくたこ」(2019)
モデル:MOMOCO

古賀:最初の水中ニーソの写真集は2013年に出ていますが、その前に音楽ユニット「さよならポニーテール」のMVを撮っていて、降幡さんはそのMVがきっかけで水中ニーソのファンになったそうです。彼女が昨年の個展「GO DIVE」を訪れたツイッターの呟きをきっかけに雑誌企画が実現しました。

雑誌『フォトテクニックデジタル』の降幡愛さんの連載で特別講師として登場しました。撮影自体は昨年の12月だったのですが、撮ってみたらかなり良くて、紙面だけで終わりにするのは勿体無いと思い、個展に加えることに。水中ニーソの初期の段階から注目してくれていただけあって、ポーズの研究がされているなと。僕の要望を読み取ってくれる感覚は鋭かったですね。

人気声優さんを撮って、20代の男の子のファンが増えたことは良かったですね。テクノポップバンド「アーバンギャルド」のMVを撮影した時も、「さよならポニーテール」のMVの時もそうでしたが、他ジャンルのアーティストとご一緒すると、ファンが広がる面白さがありますね。

水中ニーソが誰にも真似できない理由

―― 水中ニーソを真似しようと思っても、なかなかできるものではないですよね。自分でもやってみようという人はいないんじゃないですか?

古賀:今、作品の画像がネット上に拡散しているので、これを見てやってみたくなっている人はいます。ただ、それこそネットの悪しき習慣で「パクったら死刑」、みたいな空気があるじゃないですか。

―― 確かに。恐ろしいですね(笑)。

古賀:そう(笑)。「これは水中ニーソのパクリだ」と言われるのが怖くて、みんなやらないんです。ただ、東アジアの人たちはそういったことを気にしないので、中国や台湾やタイの方が、けっこういい感じの水中ニーソを撮っていて、僕もInstagramで普通にいいねを押したりします。

―― それって公式というか古賀さんから見て、OKなんですか?

古賀:水中ニーソにチャレンジできる人たちって、基本的にはダイビング写真をやっている人たちなんです。女性フリーダイバーをカッコよく撮っていたような人が、ニーハイを履かせた写真を撮ってみたりする。それでもってアート表現をしようという人はまだいませんね。

―― 明らかに女性ポートレートの枠にはまっていない水中ニーソは、本当に不思議な作品だと思います。

古賀:水中ニーソを始めた2013年頃から、展示の観客や本の読者が、面白いぐらいにそれぞれの視点で当事者として見てくれたんですね。モデル活動している女の子から見ると女性ポートレートと捉えられるし、カメラを扱ってる人にとっては、写真作品として捉えられる。服を作っている人からするとファッションと読み取れるし、ポルノ業界の方から見るとポルノ作品に見える。1冊目の写真集『水中ニーソ』(ポット出版)には、水中モーターを抱きかかえている作品があったのですが、その作品は模型業界からは模型写真の新しいアプローチと捉えられていました。

作品集『cube』の中に、解説記事を青森県立美術館学芸員の工藤健志さんに書いていただいたのですが、その中で工藤さんは、「水中ニーソというシステム」という言葉を使っていました。「水中ニーソが一種のOSのような役割を果たし、その上で多様なプログラムが併走している状況である。ゆえにそれは写真や映像といったカテゴライズを拒絶し、アートやサブカルチャーといった枠組みを越えていくシステムとして機能する」と書いています。

―― 可愛いだけでなく、いろいろなエッセンスが詰まった作品なんですよね。

古賀:そもそも「水の中の女の子とニーハイソックス」という定義しかないところからスタートしている作品です。言ってしまえばその定義と組み合わせるスタイリングしかないので、このフォームを守りさえすれば、どのジャンルに属することも可能なんです。

蔦屋書店でのトークに出演した楠見清さん(美術編集者・評論家)と工藤健志さんは、「古賀さんがアートを意識しすぎて、アートの動きをトレースしていくことになると面白くないし、ファッションを意識しすぎてアパレルブランドみたいになっても面白くない」と言うんです。ゆるい属し方しかしていないので、どこに属することも可能ということですね。

アート・写真史における「cube」の位置付け

―― 楠見さんと工藤さんというファインアートの業界の方たちをゲストに招いた蔦屋書店でのトークイベントは、どのような展開になったんでしょうか?

古賀:ガチの美術の人と話すといっても、美大教育の先にあるファインアートではなく、サブカルチャーも含めた文化全般をどのように美術として定義していくか、ということをやっている方々です。

僕の楠見さんの入口は、『美術手帖』の1992年3月号「ポップ/ネオ・ポップ」特集で、楠見さんが「美少女フィギュアやアニメのロボットもジャパニーズ・ネオ・ポップ」と書いた記事でした。今では珍しくないですが、当時はそういった作品を美術として見る文脈はなかったんですね。

工藤さんも公の美術館で、「機動戦士ガンダム」の生みの親である富野監督の業績を振り返る『富野由悠季の世界』や、『美少女の美術史』といった展覧会をされている方なんです。

―― 古賀さんの中では、「水中ニーソ」がどういった作品なのかという定義付けをこれまで保留にしてこられて、トークイベントで初めてされたということですか。

古賀:そうですね。水中ニーソ自体、「アートなのか、そうじゃないのか」という問いをずっと保留にしてきました。トークイベントでは、ジャンルとしてあやふやだった水中ニーソを少し強制的に美術史の中に組み込みました。

―― アート側から見た、水中ニーソの定義ということですね。

古賀:2014年に初めて工藤さんに写真集を手渡した時、それを見て「すごい完成度なんだけれど、何の影響も受けていない。これは何だ!」と衝撃を受けたそうです。

何の影響も受けていない作品のように見えて、19世紀や20世紀の美術史まで遡ると、相似点が見えてくるんです。

「cube」にオリジナルのジャンルの名称をつけたいと思い、キューブの立方体主義ということで、「キューブイズム」とつけたら、どこかで聞いたことがあるなと。それは、現代美術史の中でも最も有名なムーブメント「キュビスム」だったんですが。

キュビスムの影響下にある作品、マルセル・デュシャンの『階段を降りる裸体No.2』があります。一枚の絵の中に複数の動きを強引に入れようとした作品です。

キュビスム誕生よりも前に撮影されたエドワード・マイブリッジの『階段を降りる女性』は、人の動きを連写で撮った人類初の写真ですが、これはフィルムカメラの発売前のものなので、カメラをカットの数だけ用意したそうです。

キュビズムの定義は「いろんな角度から見たものの形を一つの画面に収めた」というものです。「cube」も、いろいろな角度から撮った絵を一枚に入れているので、言葉としてはキュビズムの定義を満たしているのです。

そして19世紀に、それまでは記録でしかなかった写真を芸術にしようという運動「ピクトリアリスム」があります。1910年代に「ストレートフォトグラフィ」という動きが出てきたせいで、このピクトリアリズムは衰退していきます。

―― だいぶ前から、写真を合成する作品が発表されていたんですね。

古賀:そうなんです。実はストレートフォトグラフィ以前には、合成写真の作品が主流の時代があったんです。ピクトリアリスムの作家オスカー・ギュスタヴ・レイランダーによる作品には、数十枚のガラスのネガを使った作品もあります。

時代が変わって、デジカメ、Photoshop、スマホ、SNSが出てくると、ストレートフォトグラフィが担保していた写真の定義である、「カメラのレンズを通して感光剤に記録した光のことである」ということが、もう言えなくなってきました。スマホは撮った瞬間に、シャッターを切っている間の光の記録を自動的に演算して一枚の絵にしているので、厳密には写真ではないらしい。SNSには莫大な量の画像がビッグデータとしてネット上にありますけれど、加工も容易にできますし、そのほとんどはもう写真ではないんじゃないかと。

「時間・空間・縮尺」が古賀作品の鍵

古賀:「cube」にたどり着くまでの過去の古賀作品には、写真に関わる3つの要素が鍵になります。

まず2017年に青森県立美術館の展覧会『ラブラブショー2』で展示した、「ていくわん」「ていくつー」は、泳いでいる女の子を連写で撮り、連続性のあるポーズとして合成した写真で、一枚の絵の中に複数の「時間」軸がある作品です。

「ていくわん/ていくつー」(2017)
モデル:えみりんご

「原宿ダイビング」は、異なる「空間」が一つになった作品です。撮影した水中の背景を切り取り、原宿という別の「空間」を、合成しています。まず水中撮影をして、水中写真を見ながらそれにパースや色味が合う背景を後から撮影しています。

「原宿ダイビング」(2017)
モデル:真縞しまりす

水中ニーソプラス』(ポット出版)では、海洋堂のカプセルフィギュアのヒョウモンダコを使っています。フィギュアは10センチくらいで、それを別撮りして「縮尺」を合わせて合成し、女の子と絡ませています。

「ヒョウモンダコ」(2014)
モデル:真縞しまりす
ヒョウモンダコ:海洋堂

―― これって別撮りなんですか!

古賀:「GO DIVE」は、LEGOブロックで作ってもらったダイビング器材を10倍のサイズに拡大して合成しています。

「GO DIVE」(2018)
モデル:えみりんご
LEGOビルダー:Tary

ですからこの2つの作品は、異なる「縮尺」の作品が合成されている。この「時間」と「空間」と「縮尺」を、意図的にコントロールした作品を作っていましたが、この3つの要素を全て満たしているのが、「cube」です。

この3つの条件を考えれば考えるほど、「写真とはなんなのか」という問題に行き着くわけです。一般的に写真は、瞬間を切り取るものなので、まず「時間」が存在しません。さらに基本的には平面の作品なので、「空間」も無くなります。そして、プリントは望む大きさにできるのだから、「縮尺」がないんです。

―― Photoshopで加工している水中ニーソは、ストレートフォトグラフィではない、ということですか。

古賀:そういうことです。加工されたものも出てきているし、写真なのか絵画なのか、曖昧なものもたくさんありますが、アートの分野ではまだ、写真というとストレートフォトグラフィが一般的です。

そうすると、「cube」は写真じゃないねと。ではなんと呼べばいいのか。トークイベントよりも前から、いろいろな方に相談していました。その中で楠見さんが名付けたのが「ピクトリアルモデリング」です。絵画主義であるピクトリアリスムを模型的に組み立てている、組み立て主義=アッセンブリズム(造語)ということですね。

実際、「cube」の場合は、組み立てる「模型」というキーワードが裏テーマにあるので、「写真の模型」だというと、いろいろと説明がつきます。

それで「時間」「空間」「縮尺」をアッセンブリズムで組み立てた作品が、自分の作品の特徴だという結論に至りました。ただし、この特徴だと、スマホで撮ってアプリで加工しただけの画像と同じものになってしまう(笑)ので、何かもう一つ、決定的な特徴を加えようと思った時に、「水中でニーソを履いた女の子を撮る」という基本に戻ってくるんです。

―― 結局、古賀さんは、水中ニーソをアート作品としては意識されていなかったんですね。

古賀:後付けの設定になりますね。

―― いつも古賀さんの中では、ジャンルを意識されていないんですか?

古賀:「これをやったら可愛いに決まっている」、とかそういった感覚です。

―― 直感ですね。アーティストが新しいものを作っていくということは、そういうことなんでしょうか。

古賀:新しいアイデアを試す時に、スタッフは撮影現場でも探り探りです。ですから撮りたいものが一発で撮れないこともあって。

―― 今までにない作品のイメージを共有するのは難しいですよね。

古賀:「cube」の場合は撮る段階で、珍しくプロトタイプがあったので割とスムーズでしたが、水中撮影はフィジカルなものなので、撮れるものしか撮れません。実は企画を立てて、うまくいかなったものも過去にありました。僕の経験値が上がったことで、以前は実現できなかったアイデアが後日撮れた、ということもあるのですが。

―― 古賀さんが純粋に、ご自身が「可愛い」「面白い」と思う作品をつくり続けていくうちに「cube」という作品に至ったということですね。お話を伺って、ますます水中ニーソの正体が分からなりました。

古賀:今、水中でポートレートを撮るのはハードルが高いですが、考えてみれば、坂本龍馬や徳川慶喜を撮っていた19世紀のポートレートは、撮影中に瞬きができないし息も止めていないといけないようなものでした。今の水中ポートレートぐらい当時のポートレートは大変だったはずです。

2013年、水中ニーソの写真集が発売される前に、楠見さんとの対話の中で、「いつか未来に人類が液体呼吸できるようになったら水中も活動圏になる。水中に移住した暁にはポートレート写真ってのは古賀くんの美学で撮られるべきなんだ。無重力空間に行くと重力空間における美学が通用しない。水平垂直の意味が無くなって遠近感しかない世界の中でどう絵画をつくれるのか? そこに美しさをどう求めていくのか? その水没した世界の中でいかに視覚的な美しさをつくっていくか? っていうプロモーションをなぜか2010年代の古賀くんがやってる」と言っていただきました。すごくロマンティックな表現ですよね。

古賀 学 個展「cube」
2019年5月17日(金)〜6月15日(土)
休廊日:日・月/火〜金:14時〜19時/土:11時〜19時
CLEAR GALLERY TOKYO
〒106-0032 東京都港区六本木7-18-8 2F
cleargallerytokyo.com


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