都市の畑仕事が、里山の"担い手不足"とつながる
都市の屋上やベランダで野菜を育てる人が、里山の"担い手"になる——そんな循環を描くイベントが、2026年8月28日(金)、東京・大手町で開かれる。会場は大手町ビルヂング7階ラウンジと、屋上の都市型農園「The Edible Park OTEMACHI」。主催は魚沼通い農ゲートウェイ事務局(株式会社里山パブリックリレーションズ内)で、都市に農園を展開するプランティオ株式会社が共同事業者として参画する。
本イベントは、内閣府 令和8年度「関係人口創出・拡大のための対流促進事業」に採択された「魚沼通い農ゲートウェイ構想」のキックオフとして実施される。都市の屋上や街のスキマで野菜を育てる「アーバンファーミング」と、新潟・魚沼圏(魚沼市・十日町市)の里山に通って農の担い手となる「通い農」を地続きにし、都市と中山間地域のあいだに人材の循環を生み出そうという試みだ。
これまで都市住民が地方の農に関わる入り口は、観光や体験が中心だった。しかし中山間地域が必要としているのは、一度きりの来訪者ではなく、継続的に手を動かす担い手である。里山に定期的に通い、農の担い手となる「通い農」は、移住でも観光でもない第三の選択肢として、総務省が推進する「ふるさと住民登録制度」とも接続する仕組みだという。
その担い手候補としてもっとも近い場所にいるのが、すでに都市で農に触れている人たち、つまりアーバンファーミングの実践者である。プランティオが都市に築いてきた「農に触れる場と機会」を、里山の担い手不足という課題に接続する。それが「魚沼通い農ゲートウェイ構想」の出発点である。
基調講演から屋上での交流会まで、"通い農"を体感する一夜
イベント当日は18時から、大手町ビルヂング7階ラウンジでオープニングとゲスト紹介が行われたのち、プランティオ代表取締役CEOの芹澤孝悦氏による基調講演、続いて「アーバンファーミングと通い農が生み出すムーブメントとは?」と題したパネルディスカッションが実施される。パネルには、新潟・十日町市の棚田を拠点に通い農を提唱する株式会社里山パブリックリレーションズの星裕方氏がモデレーターとして加わるほか、KDDI株式会社地域共創推進部の板橋奈美氏、株式会社SyncLocalの山﨑英輝氏らが登壇する予定だ。新潟県十日町市・魚沼市からもゲストが登壇する。
19時30分には会場を屋上の「The Edible Park OTEMACHI」に移し、魚沼・十日町の米や酒を味わいながらの交流タイムを設ける。定員は50名、参加費は1,500円(食材費)で、Peatixにて申し込みを受け付けている。対象は、家庭菜園やシェア畑を楽しんでいる人はもちろん、移住までは踏み切れないが地方と継続的に関わりたいと考えている人、二拠点居住やワーケーションを模索している人など幅広い。農の経験は問わず、話を聞いてみたいという段階での参加も歓迎するという。
都市の畑仕事が、里山の担い手不足という社会課題とどうつながるのか。その最初の接点を確かめたい人は、大手町の屋上で開かれる一夜に足を運んでみてはいかがだろう。
通い農で魚沼と繋がるnight
日時:2026年8月28日(金) 18:00〜20:30(受付17:30〜)
会場:大手町ビルヂング7階ラウンジ+屋上「The Edible Park OTEMACHI」
定員:50名
参加費:1,500円/名(食材費)
主催:魚沼通い農ゲートウェイ事務局(株式会社里山パブリックリレーションズ内)
共同事業者:プランティオ株式会社/一般社団法人にいがた圏
連携:新潟県十日町市・新潟県魚沼市
公式サイト
https://ukg0828.peatix.com