LIFE STYLE | 2026/09/26

富士山も夕陽も、湯船からひとり占め。
西伊豆・堂ヶ島に見つけた、静寂の絶景宿

静岡の温泉宿「富岳群青」「繭二梁」、ミシュランキーに選出

FINDERS編集部

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レストランの星に相当する「ミシュランキー」、堂ヶ島の姉妹宿が同時受賞

静岡県伊豆市の温泉宿「富岳群青」と、姉妹館で西伊豆町の「繭二梁」が、2026年9月18日(金)に世界同時発表された「ミシュランキーホテルセレクション2026」に揃って選出された。運営するのは株式会社ウエストクリエイティブ(本社:静岡県伊豆市)である。富岳群青は2年連続で1ミシュランキーを受賞し、繭二梁はセレクテッドホテルとして新たに掲載された。西伊豆・堂ヶ島エリアの姉妹宿が同時に名を連ねたことは、この土地の宿泊体験そのものが世界的な評価基準に達しつつあることを示している。

ミシュランキーは2024年に創設された、レストランの星に相当するホテル版の評価指標である。ミシュランガイドはキーの有無にかかわらず、独自の5つの基準――目的地たりうる体験、建築とインテリアデザイン、サービスの質と快適性、価格に見合う体験、施設ならではの独自性――を満たす宿泊施設を「ホテルセレクション」として掲載しており、2026年は国内でミシュランキー145軒とセレクテッドホテル253軒が紹介されている。数ある宿の中から選ばれるということは、内装や設備の豪華さだけでなく、その土地でしか味わえない体験が備わっていると認められたことを意味する。

全8室から富士山と駿河湾を望む「富岳群青」の眺望

富岳群青は、静岡県伊豆市八木沢の高台に立つ全8室のスイートホテルである。「富岳」は富士山、「群青」は青い海を意味し、その名の通り、すべての客室から世界遺産・富士山と駿河湾を望むことができる。

各室は約100平米で、海に面したデッキテラスと温泉露天風呂を備える。ロビーから続く回廊の先に並ぶ8つの客室は、夕暮れに海が茜色へ染まる時間も、静かな朝焼けの時間も、デッキチェアや湯船に身を委ねながら眺め続けられるよう設計されている。景色を“見に行く”のではなく、景色の中に“留まる”ための宿だと言える。


古民家の梁を残した「繭二梁」、堂ヶ島の夕陽と星空を独り占めにする客室

繭二梁は、西伊豆・堂ヶ島のジオパークを望む全6室の温泉宿である。古民家の梁を再利用した2棟の建物に、それぞれ「繭」と名付けられた特別室が設けられており、繭に包まれるような心地よさの中で過ごせることが名前の由来になっている。

全室に源泉100%掛け流しの露天風呂が備わり、部屋にいながら堂ヶ島の絶景と共に湯に浸かれる。「日本の夕陽百選」に選ばれた日暮れ時はもちろん、深夜や明け方に星空を眺めながら入浴できる点も、この宿ならではの体験である。

富士山の存在感で魅せる富岳群青と、堂ヶ島の夕陽と星空で魅せる繭二梁。ふたつの姉妹宿は同じ西伊豆の海に面しながら、それぞれ異なる時間の過ごし方を提案している。静かな眺望に身を置く滞在を求める人は、次の旅先の候補として押さえておきたい。


富岳群青/繭二梁
 公式サイト
https://www.fugakugunjo.jp/