BUSINESS | 2024/04/26

福島の郷土玩具「赤べこ」がオリジナルグッズに! 企業赤べこ化プロジェクト“ロゴベコ”が話題に!

福島県で創業の株式会社ユニフォームネットが地域の伝統文化を活かした取り組みを開始

FINDERS編集部

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赤べこで企業の個性を表現する「企業”赤べこ”化プロジェクト」

ユニフォーム専門商社の株式会社ユニフォームネットは、福島県の郷土玩具「赤べこ」に企業のロゴやイメージカラーをもとにしたデザインを施し、プロモーショングッズ、周年イベントグッズ、取引先への贈答といったさまざまな用途に利用できる企業オリジナル赤べこ「ロゴベコ」を作成するサービスを2024年4月より開始した。

「赤べこ」とは、福島県会津若松市発祥の郷土玩具で、厄除けのお守り・縁起物として親しまれており、全国的な認知度も高い福島定番のお土産として人気を集めている。また近年では、赤べこを作る各工房でさまざまなデザインの赤べこが生み出されるなど、工芸品としての可能性を広げており、ひそかに注目を集めていた。

そしてこの度スタートした「企業”赤べこ”化プロジェクト=ロゴベコ」は、福島県郡山市で創業したユニフォームネットが、福島県らしい文化広めるとともに、企業を巻き込んだ地域活性化を図るねらいで企画されたものだ。ユニフォームネットによると、メインの事業であるユニフォーム販売を通じ、企業PRに関する悩みや相談を耳にする機会も多く、今回のプロジェクトが立ち上がったという。

制作される「ロゴベコ」は、下地作りや着色、組立などは赤べこ発祥の地・福島県の工房が担当しするので、工芸品本来のあたたかみを残したまま仕上となっており、サイズは縦80mm、横130、幅60mmのサイズ、制作ロットは30個~、制作期間は約1ヶ月半かかる。

「ロゴベコ」の作成イメージ

福島県会津若松市に誕生した赤べこを“見て・学んで・楽しむ”「アカベコランド」

実物の「ロゴベコ」は、この春オープンした赤べこの魅力を伝える観光施設「アカベコランド」内の紹介コーナーで見ることができ、随時新作についても紹介して行く予定だ。

会津若松市にオープンした「アカベコランド」
実際にロゴベコを見ることができる

郷土玩具を企業PRに活用し、企業だけでなく郷土玩具そのものにもスポットがあたり、かつ地域活性化につなげるというアイデア。今後の取り組みの拡がりに期待したい。


株式会社ユニフォームネット 

創業1975年3月。業務用ユニフォームの企画・販売を通じて「企業の課題」を解決することを目指している。営業拠点は東京のほか、関東・福島県に9拠点をおく。
ホームページ:https://www.uniform-net.jp/
問合せ先:03-5207-3193 info@uniform-net.jp


アカベコランド 

所在地:福島県会津若松市一箕町 大字八幡弁天下12
TEL:0242-23-9945
開館時間:10:00~17:00
ホームページ:https://akabekoland.com/