1928年創業の雅叙園が、ヒルトン最高峰ブランドLXRとして生まれ変わる
客室に足を踏み入れると、まるで美術館の一室にいるような静寂と、プライベートサウナでじっくり汗をかく贅沢な時間が待っている。東京・目黒の雅叙園東京が、2026年12月3日(木)、ヒルトンのラグジュアリーコレクションブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」としてグランドオープンする。LXRブランドの東京進出は今回が初めてであり、1928年の創業以来、芝浦雅叙園、目黒雅叙園、ホテル雅叙園東京と名前を変えながら受け継がれてきた美意識とおもてなしの精神が、新たな章を迎える。すでに2026年7月27日(月)から先行営業を開始しており、宿泊や宴会を通じて現在も滞在を楽しむことができる。
館内には2,500点以上の日本美術工芸品が展示され、まるで美術館に滞在しているような体験ができることで知られてきた。グランドオープンに向けては全11室がリニューアルされ、「現代アートの聖域」というテーマのもと、白木と黒木のコントラストによる静謐な空間に、百段階段の木彫りに見られる「桜」や「松」をモチーフにしたアートウォールや、牡丹の象嵌を施した家具が配置される。
このリニューアル客室には、全室にプライベートサウナが備わる点も見逃せない。華やかな共用部の余韻から一歩客室に入ると、上品で静かな時間が広がり、厳選された素材やアートと向き合いながら心身を整えることができる。客室は120㎡の「プレミアムデラックススイート」(1室)、80㎡の「プレミアムデラックスルーム」キング・ツイン各タイプ(計9室)、70㎡の「デラックスルームリバービュー」(1室)の全11室で構成され、予約は2026年11月16日(月)から公式サイトで受け付ける。
目黒川を映すジムと、街や文化をめぐる「冒険」のプログラム
本館に隣接するアルコタワー1階には、新たにフィットネスジムが誕生する。ホテル近くを流れる目黒川のせせらぎや、桜並木の躍動感からインスピレーションを得たデザインで、壁面から天井へ連なる「光幕」が水面の輝きや木漏れ日を思わせる空間をつくる。24時間利用できる最新のトレーニングマシンを備え、客室のプライベートサウナと組み合わせることで、滞在そのものをウェルネスの時間として楽しめる設計になっている。
さらに、LXRホテルズ&リゾーツ共通のシグネチャープログラム「Pursuit of Adventure(冒険への追求)」も2026年12月3日(木)から始まる。館内に点在する約2,500点の美術工芸品に秘められた物語を、コンシェルジュの案内でたどる約60分のアートツアーや、目黒の名所や老舗を巡るディスカバリーツアーのほか、世界唎酒師コンクール優勝の経歴を持つ唎酒師が厳選する日本酒を「常温」「燗酒」「冷酒」の3つの温度帯で味わうペアリング体験「温故知新」など、観光では終わらない文化体験が用意されている。
客室のサウナを使ったハーバルリトリートも含め、泊まる・食べる・整えるという複数の角度から、目黒という土地の魅力を体感できる。
2026年11月には雅叙園東京のブライダルサロンもオープンする。約1世紀にわたり受け継がれてきた日本美の世界観とおもてなしの精神に現代的な感性を融合し、運営は株式会社ベストブライダルが担う。2026年11月1日から、2027年1月から8月末までの挙式・披露宴(30名以上)を対象とした特別プランの受付が始まり、挙式料金や衣裳レンタル、美容料金の優待が用意される。
ホテル全体では、全60室すべてが70㎡以上という広さを確保し、4つのレストランとパティスリーショップ、能舞台を備える会場から838㎡のグランドボールルームまで、24の宴会・会議施設を有する。宿泊だけでなく会議やレセプション、祝宴まで幅広い用途に対応できる点も、この施設の特徴である。
美術館のような空間で過ごす一夜と、サウナやジムで整える時間、そして地域の文化に触れるツアー。歴史あるホテルがブランド刷新にとどまらず、滞在そのものの価値を更新しようとしている様子がうかがえる。東京で特別な一夜を過ごしたい人にとって、グランドオープン後の滞在先として候補に加えておきたい一軒である。
雅叙園東京 LXR ホテルズ&リゾーツ
https://www.hilton.com/ja/hotels/tyoolol-gajoen-tokyo/