ゴジラ生誕70周年企画のアートプロジェクト「GODZILLA THE ART by PARCO vol.2」が12月28日から2024年1月9日まで渋谷・GALLERY X BY PARCOで開催される。
1954年に劇場第1作が公開され、国内29作品、アニメーション3作品、ハリウッド版3作品を含めた、計35作品のシリーズが制作され、世界的なアイコンとなっているゴジラ。
「GODZILLA THE ART」は、ゴジラ生誕70周年を記念した企画として、2023年の4月から始動したアートプロジェクト。70年という歴史のなかで、時代の空気を反映し、様々な象徴として描かれてきたゴジラを、現代に生きる国内外のアーティストが映画以外の手法でゴジラを解釈し、表現していく。 第一弾では、イラストレーターの我喜屋位瑳務と韓国のNOH Sanghoがコラボアーティストとして参加している。ちなみに本プロジェクトのゼネラルプロデューサーとして生物学者の養老孟司も参加していた。
本展はプロジェクトの第二弾として、アーティストのCOIN PARKING DELIVERY(コインパーキングデリバリー)が参加。スマートフォンを使ってグラフィックを描くという非常に現代的な手法を用いる同氏が解釈するゴジラ作品が展示される。
また、同氏がゴジラをどのように解釈し表現したのか、作品を制作する過程に迫るインタビュー動画「GODZILLA THE ART 10 Questions」もYouTubeで公開されている。ゴジラシリーズファンとして、ゴジラの持つ「人間の怨念」「恐怖」といったキーワードと、幼い頃から愛した恐竜的な造形としての魅力によって、自身の作品づくりのテーマであるソーシャルメディアとかけあわせた「現代のゴジラ」として作品に昇華しているという。
会場では、本企画限定のフィギュアやTシャツ、キャップ、ステッカーなどの、オリジナルグッズの販売が行われる。
映画以外の手法で表現されたゴジラと、現在公開中の映画『ゴジラ-1.0』と併せて観ることで、各アーティストがどのようにゴジラを解釈し、現代の社会を表現しているのか感じることができるかもしれない。
『GODZILLA
期間:2023年12月28日 (木) 〜2024年1月9日 (火)
会場:GALLERY X BY PARCO
料金:500円