CULTURE | 2026/09/30

「ドットが京都に潜り込む。」
PAC-MANが洛中洛外図となる、京都駅ビル芸術祭のアート展開

『PAC-MAN』のアートと体験企画、京都駅ビル芸術祭で10月17日から開催

FINDERS編集部

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「選択があなたの道になる」――京都駅の大階段を彩るPAC-MANのイルミネーション

「ドットを食べながら迷路を進む」という40年以上前のゲーム体験が、京都の歴史や芸術と出会うとどうなるのか。株式会社バンダイナムコエクスペリエンスは、『PAC-MAN』の権利元である株式会社バンダイナムコエンターテインメントと連携し、2026年10月17日(土)から11月3日(火・祝)まで、京都駅ビルを中心に開催される「第2回 京都駅ビル芸術祭(ゲイジュツ ノ エキ 2026/GNE)」に参画する。会場は京都駅ビルの複数エリアに加え、総本山御室仁和寺や東本願寺といった寺社仏閣も含まれ、街全体を舞台にしたアート祭である。

その中でバンダイナムコエクスペリエンスが手がけるのが、「IP-ART × PAC-MAN『Connecting Dots:256』」だ。京都駅ビル4Fの大階段では、「選択があなたの道になる」をテーマにした大階段グラフィカルイルミネーションPlus「CONNECTING DOTS:256」を、15:00から22:00まで15分おきに約2分間放映する。『PAC-MAN』になりきり、ドットや進む道を選ぶ感覚を巨大な映像空間で味わえる仕掛けだ。

室町小路広場には、ゲーム内で食べるドットをイメージした立体展示「PIXEL DOT FIELD/ドットのひろば」も設置される。大階段のイルミネーションとつながるインスタレーションとして構成され、駅ビル全体を一つの作品として歩き回れる点が見どころとなる。

体験型の企画として用意されているのが、シールコラージュアート体験「BIG SEAL BOOK/大きなシール帳」である。開催日は10月24日(土)の一日限定で、大階段前ステージ付近(雨天時は南広場)にて、第一部13:30〜15:30、第二部16:30〜18:30の二部制で行われる。対象は小学生以下の子どもで、保護者の同伴も可能だ。

参加方法は当日受付で、『PAC-MAN』のシールを使い、アーティストと一緒にコラージュアートを制作する。参加した子どもにはオリジナルのPAC-MANシールが参加賞として配られる。完成した作品は10月25日(日)から駅前広場(1F)のGNEメインコンテナで展示され、IP-ARTの公式Instagramでも発信される予定だ。

さらに同日10月24日には、PAC-MANとのグリーティングや写真撮影の時間も予定されている。登場時間は後日案内されるとのことで、キャラクターとの実際の対面を楽しみにしている家族連れにとっては見逃せない情報となりそうだ。

「洛中洛外図」になったPAC-MAN、BnA Alter Museumで作品を購入できる

駅ビルでの展示・体験に加えて、京都市内の「BnA Alter Museum」では、『PAC-MAN』をモチーフにしたアート作品の販売も行われる。会期は10月17日(土)から12月13日(日)までと、駅ビルでの展開よりも長く設定されており、入場は無料だ。

出展作品の一例として紹介されているのが、「PAC-MAN洛中洛外図断簡い」(90,000円、W330×H330mm)である。京都の伝統的な絵画形式である洛中洛外図の文脈に、ドット絵のキャラクターを重ね合わせた作品名からも、単なるグッズ展開とは異なる芸術的な試みであることがうかがえる。ほかにも立体作品「BEYOND 256 – GATE」(265,000円)や、PAC-MANの鐘をモチーフにした「音玉 - TONEs DOTs -」など、価格帯の異なる作品が並ぶ。

こうした展開は、バンダイナムコエクスペリエンスが掲げる「キャラクターで、500年後の人の心を動かす。」という「IP-ART」の理念に基づくものだ。公式の枠組みのなかでアーティストとIPの所有者が協働し、キャラクターを新たな文脈の芸術として提示する試みであり、ゲームのキャラクターがどのように時代を超えた文化になり得るのかを考えさせる企画である。京都の歴史的な景観とドット絵という異なる時代の表現がどう響き合うのか、会場で確かめてみたい。

PAC-MAN洛中洛外図断簡い 価格:90,000円 サイズ:W330mm×H330mm
BEYOND 256 – GATE 価格:265,000円 サイズ:W450mm×H603mm×D50mm
PAC-MAN:kanpai bell PAC-MAN:kanpai bell 価格:未定 サイズ:直径39mm×H76mm

第2回 京都駅ビル芸術祭(ゲイジュツ ノ エキ 2026/GNE)
(参画企画名:IP-ART × PAC-MAN『Connecting Dots:256』)

開催期間:2026年10月17日(土)〜11月3日(火・祝)

会場:京都駅ビル(駅前広場、南北自由通路北側、室町小路広場、南広場、東広場)、特別開催地(総本山御室仁和寺、妙心寺塔頭桂春院、東本願寺(予定))

所在地:京都府京都市下京区東塩小路町901

開催時間:13:00〜20:00(予定)

入場料:無料
BnA Alter Museum
会期:2026年10月17日(土)〜12月13日(日)


公式サイト
https://kyotostation-gne.jp/