CAREER | 2026/10/28

「ほめられたい」 を手放すと、見えてくる幸せがある。ゴッホやフロイトに学ぶ教養

世界累計500万部のベストセラー『学校が教えてくれなかった幸せになるために大切なこと』発売

FINDERS編集部

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「もっと頑張れば満たされる」 という思い込みから自由になるための21章

テストの点数や周囲からの評価という「目に見える成果」を追いかけるよう教えられてきたのに、頑張った先でなぜか心が満たされない――。そんな感覚に心当たりがある人は少なくないだろう。ディスカヴァー・トゥエンティワンが2026年10月23日に刊行した『学校が教えてくれなかった幸せになるために大切なこと』は、学校では教わらなかった「幸せの作法」を、哲学・心理学・アートという教養の視点から考え直す一冊である。

著者は2008年にロンドンで設立された団体、スクール・オブ・ライフである。哲学者アラン・ド・ボトンらが、人生の大きな課題を探求し解決することを目的に立ち上げ、世界累計500万部、30カ国以上で翻訳されてきた。本書は21のレッスンを通じて、「どう生きれば満たされるのか」という問いに向き合う構成になっている。

第4章ではショーペンハウアーが説いた、他人の目を気にしすぎない考え方を手がかりにし、第5章ではフロイトが示した、大人の感情は子ども時代に根ざすという洞察を紹介する。第19章では、自由に暮らせる立場にありながら、自らの意思で政務の責任を引き受けたゲーテの生き方を辿り、第18章ではゴッホの名画『かごと6個のオレンジのある静物』から、物の見方そのものを問い直す。アリストテレスやブッダ、シェイクスピアの脳と私たちの脳は、本質的には変わらないという視点に立てば、名だたる思想家たちの知恵は、遠い教養ではなく日々の生き方に引き戻せるヒントになる。

「誰かの許可はいらない」 という視点と、知っておきたい書誌情報

本書が向き合うのは、「ルールに従いなさい」「みんなと仲良くしましょう」「目上の人の言うことをよく聞きなさい」と言われた通りに、真面目に生きてきた人ほど陥りやすい感覚である。頑張ってきたはずなのに、なぜか心が満たされないというギャップだ。「ほめられたい」「評価されたい」という感情を手放すことで、等身大の幸せが見えてくるという視点は、成果を求められる働き方に慣れたビジネスパーソンにも響く内容だろう。

翻訳を手がけたのは伊藤悦子。旅行会社勤務を経てインドに渡り、2007年から7年間、リシケーシュのヨガ道場で日本人向けの通訳・翻訳・講師を務めた経歴を持つ。現在は特許翻訳者として活動している。スクール・オブ・ライフは現在、ロンドンに加えアムステルダムやベルリンにも拠点を構え、YouTubeチャンネルの登録者数は979万人(2026年10月16日時点)に上る。

書籍は単行本(ソフトカバー)で216ページ、ISBNは978-4799333556である。紙書籍はAmazonや楽天ブックスで、電子書籍はKindleで購入できる。成果や評価を追いかける日々に少し疲れを感じている人にとって、哲学・心理学・アートという教養を通じて自分の生き方を見直すきっかけになる一冊である。


『学校が教えてくれなかった幸せになるために大切なこと』
著者:The School of Life(スクール・オブ・ライフ)
翻訳:伊藤悦子
発売日:2026年10月23日
出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:単行本(ソフトカバー)・216ページ
ISBN:978-4799333556
購入方法:紙書籍はAmazon・楽天ブックス、電子書籍はKindleで購入可能  

https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-3355-6#/