CULTURE | 2026/11/03

「映画は配信で十分」 と思うあなたへ贈る、プロと観客が語る参加型トークの夜

東京国際映画祭のディレクター経験者らが登壇、11月30日にSHIBUYA QWSで開催

FINDERS編集部

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配信時代にあえて映画館の意味を問いかける、観客参加型のトークイベントがSHIBUYA QWSで開催

配信で映画を観るのが当たり前になった今、「映画館で観る意味」を改めて考えてみたくなるトークイベントが渋谷に登場する。東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」が手がけるアウトリーチ活動「Bunkamuraオープンヴィレッジ」の一環として、2026年11月30日(月)、20代・30代を対象にした参加型トークイベント「20代・30代のためのカルチャートークサミット」がSHIBUYA QWS クロスパーク(渋谷スクランブルスクエア[東棟]15階)で開催される。

今回のテーマは映画だ。前東京国際映画祭ディレクターで映画プロデューサーの矢田部吉彦と、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下でプログラミングプロデューサーを務める中村由紀子がナビゲーターとして登壇し、映画が観客に届くまでの道のりや映画館の役割、これからの映画鑑賞のあり方について語る。聞き手を務めるのは、求人サイト「日本仕事百貨」代表のナカムラケンタである。働き方や生き方に関する豊富な取材経験を持つナカムラが、映画業界の専門家二人と参加者の間をつなぐ役割を担う。

本イベントの特徴は、専門家の話を一方的に聞くだけで終わらない点にある。参加者自身の鑑賞体験にも耳を傾けながらトークが進行し、終演後には30分ほどの自由なオープンセッションの時間も設けられている。配信サービスの普及で映画との接点が多様化した今、あらためて映画館に足を運ぶ意味や作品との出会い方を、専門家と参加者が共に考える場になりそうだ。

矢田部吉彦 (前東京国際映画祭ディレクター・映画プロデューサー)
フランス・パリ生まれ。映画配給・宣伝、ドキュメンタリー映画のプロデュース、フランス映画祭運営などを経て、2002年より東京国際映画祭に参画。2007年からコンペティション部門ディレクターとして国内外の優れた作品を紹介し、日本映画と世界の映画をつなぐ役割を担った。現在はフリーランスで製作や上映のプロデュース、Podcast制作など幅広く活動中。
中村由紀子 (Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 プログラミングプロデューサー)
日本ヘラルド映画(現 KADOKAWA グループ)を経て、1989年に株式会社東急文化村へ入社。開館準備段階からル・シネマの立ち上げに参加。以来、ル・シネマの番組編成(プログラミング)担当としてカンヌ、ベルリン、トロントなどの国際映画祭にも足を運び、配給会社と連携しながら作品の発掘・選定に携わる。現在は豊富な経験を生かし、番組編成のサポート業務を担っている。
ナカムラケンタ (「日本仕事百貨」代表)
求人サイト「日本仕事百貨」代表。株式会社シゴトヒト代表取締役。東京・清澄白河の複合文化施設「リトルトーキョー」にて、いろいろな生き方・働き方に出会える「しごとバー」やシェアキッチン「あのひと」を企画・運営。2025年より自然体採用「BIZIONARY」をスタート。グッドデザイン賞など、様々な審査委員を歴任。著書『生きるように働く(ミシマ社)』

映画鑑賞券付きチケットも用意、新しい趣味を探す20代・30代に向けた入口

チケットは2種類用意されている。イベント参加チケットに加えてBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下の映画鑑賞券(一般2,000円、利用期限は2027年1月末まで・特別上映を除く)がセットになった「映画観賞券付きイベント参加チケット」は2,800円、イベント参加のみのチケットは1,300円(Peatixのみでの販売)だ。チケットは10月30日(金)12:00より販売が始まっており、PeatixまたはオンラインチケットMY Bunkamuraで購入できる。MY Bunkamura経由で購入すると、ル・シネマ 渋谷宮下で2027年1月末まで使える500円相当のドリンク券が付く特典もある。

対象は20代・30代で、「いろいろな人の生き方・働き方に関心がある」「大人になって新しい趣味を見つけたい」「配信では観るが映画館の魅力にもあらためてふれたい」という人に向けて設計されている。日々の仕事や生き方を見つめ直す視点で知られるナカムラケンタが聞き手を務めることもあり、単なる映画好き向けのトークにとどまらず、働き方や人生の選択肢を考えるヒントを求める読者にとっても足を運ぶ理由になりそうだ。

配信全盛の時代に、わざわざ映画館に行く意味を考え直したい人や、プロフェッショナルの視点から映画という文化に触れたい人にとって、この一夜は新しい映画との付き合い方を見つけるきっかけになるだろう。気になる人は、チケット発売中のうちに申し込みを検討してみてほしい。

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
1989年の開館以来、渋谷のミニシアター文化を支えてきた映画館。現在は渋谷駅前に移転し、国内外の芸術性の高い作品や作家性にこだわった作品を上映。
https://www.bunkamura.co.jp/cinema_miyashita/
もっと、あなたと文化をつなぐ Bunkamuraオープンヴィレッジ
さまざまな場所であらゆる人々に、文化・芸術の楽しみ方を届ける「学び」と「体験」のアウトリーチ活動を展開中。
https://www.bunkamura.co.jp/sp/openvillage/

20代・30代のためのカルチャートークサミット(シリーズ名:Bunkamuraオープンヴィレッジ)
日時:2026年11月30日(月)19:00〜20:30(受付開始18:30)
会場:SHIBUYA QWS クロスパーク(渋谷スクランブルスクエア[東棟]15階)
ナビゲーター:矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター・映画プロデューサー)、中村由紀子(Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 プログラミングプロデューサー)
聞き手:ナカムラケンタ(「日本仕事百貨」代表)
対象:20代・30代
チケット料金:映画観賞券付きイベント参加チケット2,800円(税込)、イベント参加チケット1,300円(税込・Peatixのみ販売)
チケット発売日:2026年10月30日(金)12:00
チケット購入方法:Peatix、オンラインチケットMY Bunkamura
主催:株式会社東急文化村

公式サイト
https://www.bunkamura.co.jp/sp/openvillage/lineup/11798.html