「光を光源に向けてはね返す」再帰反射素材をプリント
雨天の夜間歩行時、クルマやバイク、自転車と接触しそうになった経験は誰にでもあるだろう。一般に雨、特に夜間はドライバーなどの視認性が著しく低下すると言われている。また歩行者の傘も黒系のものが多く、さらに事故のリスクを高めている。
そんな事故リスクから身を守るため、生地全面に「光を光源に向けてはね返す」再帰反射素材をプリントした傘、「リフレクティブアンブレラ」が、高機能傘を製造・販売するアンベル株式会社より発売された。
フレクティブアンブレラには、軽量30デニール生地に3M社の再帰反射素材がプリントされている。再帰反射とは、当たった光を光源に向けてまっすぐ反射するもので、例えばクルマのヘッドライトが点灯している場合はドライバーに対してのみ視認性が高くなるものだ。別の角度からは反射したようには見えないので、悪目立ちの心配もないという。通常ではブラック1色に見える傘が、光が当たると再帰反射プリント部分のデザインが浮き上がって見え、数十m離れた場所でもはっきりと視認可能だ。
フレームには、軽量かつ強度が高く、ゴルフクラブのシャフトや釣り竿、航空宇宙分野にも使用されているハイテク素材であるカーボンファイバーを採用、「究極の軽さ」を追求した、同社の超軽量自動開閉折りたたみ傘 VERYKALがベースとなっている。VERYKALシリーズはクラウドファンディングで2,500万円以上を集めた人気のプロダクトだ。
また、生地表面には強力撥水が持続するPFOAフリーのEasy-Dry加工がコーティングが施され、雨に濡れた後、傘を2~3回軽く振るだけで、ほとんどの水滴が落ちるという。
詳しくは公式オンラインストアやプロダクトページを参照してほしい。
公式オンラインストア
https://www.umbrella-store.net/collections/3m-reflective-material/
プロダクトページ
https://www.verykal.com/3m/