京都の夜に“火星”が出現。家族で体験する 「未来の農と宇宙」
宇宙をテーマにした没入型体験を手がける株式会社amulapo (アミュラポ)と、夜の農業体験 「ナイトファーム」 を展開する一般社団法人BNRは、11月9日(土)に特別イベント 「火星体験ナイトファーム」 を開催する。 会場となるのは、京都市西京区・大原野のBNRファーム。「火星に不時着した宇宙飛行士のサバイバル」 をテーマに、親子で楽しめる 「食×農×宇宙×XR」 の体験を届ける。
この取り組みは、BNRのナイトファームシリーズ特別編として、地域農場を舞台にamulapoのXR(VR/AR)技術を掛け合わせた新しい学びの場を創出するものだ。 京都の豊かな農業文化と宇宙体験を融合し、夜の農場を“未来の実験場”に変える試みとして注目されている。2025年2月までに全3回の開催が予定されており、今回は第1弾としてファミリー層を対象に行われる。
参加者は、火星の基地を舞台にした3つのミッションに挑戦する。 京野菜の収穫体験では“食料確保”をテーマに、自然と共生する力を学ぶ。続くピザ焼き体験では、収穫した野菜で「火星ピザ」を作り、宇宙服姿での撮影も楽しめる。 クライマックスは、amulapoが開発したXR技術によるVR火星探検。リアルに再現された火星の地表や夜空を冒険し、子どもたちはまるで宇宙飛行士になったかのような没入感を味わう。
さらに、宇宙クイズや宇宙食試食コーナーなどのサイドプログラムも充実。イベント当日には、宇宙服姿のアーティスト「宇宙飛行士の日常」も特別登場し、来場者との記念撮影が行われる。
BNRファームの代表・寺島美羽氏は、「火星体験ナイトファームは、ただのイベントではなく“未来の暮らし”を考える場です。農と宇宙、地球と火星をつなぐ発想を京都から発信したい」と語る。 一方、amulapoのCOO・松広航氏は「宇宙は子どもたちの“未来の実験室”です。地域と連携し、身近な学びとして宇宙を体験できる場を増やしていきたい」と展望を語っている。
火星体験ナイトファーム
日程:2025年11月9日(土)
時間:①17:00~18:30 ②19:00~20:30
会場:BNRファーム(京都府京都市西京区大原野上里南ノ町736)
対象:ファミリー(1組5名まで)/定員13組(要予約)
料金:大人5,000円/子ども2,500円(未就学児無料)
主催:一般社団法人BNR、株式会社amulapo
公式サイト・予約
https://utyuiroiro.site/