オバケを徹底的に掘り下げる
「オバケ」について、五感を使って鑑賞できる展覧会『「オバケ?」展』が7月13日から9月29日まで東京・PLAY! MUSEUMで開催される。
本展は、古今東西の文学、絵本、漫画、映画などのさまざまな分野で人々が生み出し、妖怪や幽霊、ゴーストなど色々な呼び方で怖がられ、愛され、どんどん増え続けている「オバケ」に焦点を当てたもの。
不思議な存在であるオバケについて、全身を使って鑑賞して知ることができる。
会場内では、『おばけのバーバパパ』(作:アネット・チゾン、タラス・テイラー、訳:やましたはるお、偕成社 1972年)の会いたくなるかわいらしさ、『ねないこだれだ』(作・絵:せなけいこ、福音館書店 1969年)の思わず逃げ出したくなる怖さを、立体や映像などを使った特別展示で紹介される。
その他、オバケ研究員たちが絵本や絵画、文学、あるいは未発見のオバケを調査し発表する「オバケ研究所」や、不思議で面白い展示空間が用意されている。
企画・アートディレクションは髙田唯率いるAllright Graphicsが担当。祖父江慎(アートディレクター)、橋村雄一(建築家)、安村敏信(静嘉堂文庫美術館館長)、広松由希子(絵本家)ら多彩なプロフェッショナルが「オバケ」を徹底的に掘り下げる、新しいタイプのテーマ展になっている。
展示作品や展覧会オリジナルグッズ、会場でもらえるおみやげの内容など「オバケ?」展の詳細は随時PLAY! MUSEUMにて更新される。
『「オバケ?」展』
期間:2024年7月13日(土)〜9月29日(日)
場所:PLAY! MUSEUM