BUSINESS | 2025/06/09

畑がつなぐ新しいコミュニティ
オフィスビル発、AI/IoT活用のスマート農園 「Bay Village Farm by grow」

4月29日にオープニングイベントを開催

FINDERS編集部

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トレードピアお台場に共同栽培型農園 「Bay Village Farm by grow」 がオープン 

「たのしいグリーン・フード・インフラ」 の構築を目指すプランティオ株式会社は、いちご地所株式会社が保有するトレードピアお台場にオフィスビルの隣に農のあるライフスタイルを提案する共同栽培型農園 「Bay Village Farm by grow」 を開設、2025年4月29日にオープニングイベントを開催した。

今回開園した 「Bay Village Farm by grow」 は、「お台場に畑をつくり、都市を耕そう。」 をコンセプトとした農園全体を会員皆でシェアする共同栽培型の農園。農園全体をシェアするため、野菜のお手入れから収穫までの活動を会員と一緒に楽しむことができる。

オープニングイベントでは 「みんなで畑づくりワークショップ」 を開催、トレードピアお台場の入居企業やその家族など約50名が参加した

希薄になりつつある人と人との 「つながり」 を、畑という “ゆるやかな共同体” を通じて再構築する場を提供することを目指している。また、オフィスビルの価値向上に資する取り組みにすべく、オフィステナントを農園を創るところから巻き込み、会員参加型のコミュニティ農園とする新たな取り組みだ。

尚、「Bay Village Farm by grow」 はプランティオ株式会社が展開する農とAIoTを融合させたデジタルアグリテイメントプラットフォーム 「grow」 のテクノロジーを搭載したスマートコミュニティファーム 「grow FIELD」 を活用している。同社は 「grow FIELD」 を利用することで、IoTセンサー 「grow CONNECT」 やスマホアプリ 「grow」 によりデジタライズされた野菜栽培体験を提供し、都心で気軽にシェアしながら野菜を育てる取り組みを行っている今注目のスタートアップだ。

今後の展開に期待したい。


grow FIELD
https://grow-agritainment.com/business

プランティオ株式会社
「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」 をビジョンに掲げ、「たのしいグリーン・フード・インフラ (アーバンファーミング)」 の構築のため、家庭のベランダやビルの屋上、マンションの屋内など、あらゆるところで農と食に触れる場と機会を創出。IoTやAI、ICTを活用した野菜栽培ガイドシステムや、農と食に関するコンテンツやプログラムの開発、農と食のあるまちづくりのコンサルティングを展開。経済産業省スタートアップ支援プログラム 「J-Startup」 に選定。
https://plantio.co.jp/