SNSでも話題!再生回数400万を突破
株式会社WASABIは、オーバーツーリズムや路上ゴミ問題に向き合う新たな広告サービス 「BinGo」 を正式に始動した。環境保護活動とオフライン広告を掛け合わせ、街の美化と企業プロモーションを同時に実現する取り組みである。
インバウンド需要の回復により、都心部や観光地ではポイ捨てが深刻化している。渋谷区などでは路上飲酒の規制や罰則強化が進む一方、セキュリティや管理コストの観点から公共ゴミ箱は減少傾向にあり、捨て場所が不足する状況が続いている。規制や罰金といった抑制策だけでは限界がある。そうした問題意識から生まれたのが、ゴミ箱の方から人に近づくという発想である。
「BinGo」 は、広告枠を備えた専用ゴミ箱を背負ったスタッフが渋谷や原宿、浅草などの繁華街を巡回し、通行人や観光客のゴミを回収しながら企業のメッセージを届ける仕組みだ。通行人はゴミを捨てるという行為を通じて広告と接点を持つ。単なる視認ではなく、体験を伴う接触が生まれる点に価値がある。
活動の様子を収めた動画はSNSで累計400万回以上再生され、「こういう広告なら歓迎したい」 「もっと増えてほしい」 といった好意的な反応が相次いでいる。ゴミを回収してもらう体験は感謝の感情を伴い、そのポジティブな印象が広告主のブランドイメージへと波及する。嫌われがちな広告を、感謝される存在へと転換する試みだ。
また、通行人は自らスタッフに近づくため、サンプリングやクーポン配布などの対面施策とも親和性が高い。能動的な接触により、企業と生活者の間に短時間ながらもコミュニケーションが生まれる。「BinGo」 はすでに15社以上の広告掲載実績を持ち、米国版ウォール・ストリート・ジャーナルでも取り上げられたほか、品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター R7 にも採択されるなど、社会課題解決型の広告モデルとして評価を高めている。
成蹊大学発の学生スタートアップである株式会社WASABIは、「 若者から社会に刺激を 」 を掲げる。大人が解決しきれない課題に対し、若者の行動力と発想で挑む姿勢が今回の事業にも表れている。今後の活動に注目していきたい。
株式会社WASABI
https://wasabi-jp.biz/