BUSINESS | 2026/04/03

宴会場探しの“二度手間”をなくす
Speedyが示す新しい会場選びの基準

SNS時代に増える“往復検索”の非効率を解消し、
幹事の判断を加速する新サービス

FINDERS編集部

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「探す」から「決める」へ、幹事の負担を減らす情報設計とは

SNSや検索サービスが普及した現在においても、宴会場探しには依然として時間がかかる。その背景には、まとめサイトと公式サイトを行き来する“往復検索”という非効率な行動がある。

元観光庁専門家であり、宴会場検索サイト 「Speedy (スピーディー)」 を手がける小田克文氏の調査によれば、多くの幹事が「まとめサイトで候補を探し、Googleで再検索し、公式サイトで詳細を確認する」という工程を繰り返しているという。この一連の流れは、数時間から場合によっては数日に及び、意思決定を遅らせる要因となっている。

実際に、小田氏が運営する表参道の会場 「House of OMOTESANDO」 においても、同様の行動が確認されている。SNSやまとめサイトを起点に情報収集を行い、最終的には公式サイトへとたどり着くというプロセスは、いわば“情報の断絶”を埋めるための作業でもある。

こうした状況を踏まえ、Speedyは 「 公式サイトを見に行く必要がない状態 」 を目指して設計されている。単なる情報の掲載にとどまらず、判断に必要な要素を一箇所に集約することで、幹事が迷う時間を減らすことを狙う。掲載される会場は、元観光庁専門家の視点によって選定されている。加えて、会場ごとの強みや料理ジャンルといった比較軸を明確にし、写真だけでは伝わりにくい情報を補完する。また、Googleの口コミを直接確認できる仕組みを取り入れることで、利用者の実感に近い評価にもアクセスできるようにした。

さらに、複数会場への一括問い合わせにも対応しており、空き状況の確認を短時間で行える点も特徴のひとつだ。従来であれば個別に問い合わせていた作業をまとめることで、幹事の負担軽減につなげている。こうした取り組みの背景には、幹事という立場の特殊性がある。宴会やイベントは失敗が許されない場面も多く、慎重な情報確認が求められる。その一方で、過剰な情報収集は時間の浪費にもつながる。小田氏は、「 幹事は最短で判断できる比較軸を必要としている 」 と指摘する。

Speedyは、こうした実務の視点から、情報の整理と集約を進めてきた。目指すのは、検索そのものを目的化させないことだ。会場選びに費やしていた時間を、本来重視されるべき企画や準備に振り向ける。そのための環境づくりが進められている。2026年における宴会場選びの新たな基準は、「 ググり直さない 」 ことにある。情報過多の時代においては、いかに情報を減らし、判断に集中できるかが問われている。

宴会場検索サイト 「 Speedy 」 は、東京・大阪・名古屋といった主要エリアの厳選リストを公開している。元観光庁専門家の知見と口コミ評価をもとに、再検索の手間を省く情報設計を行っている点が特徴だ。今後も、幹事の意思決定を支えるプラットフォームとして、情報の集約と精査を進めていくとしている。

Speedyに掲載されている会場の細かな情報画面
会場の写真・強みタグ・料理ジャンル・人数・予算・Speedy監修者コメント・Google口コミなどから比較可能

Speedy 公式サイト
https://www.e-kaijou.space/