「区画貸し」に加え「共同栽培区画」も新設、恵比寿の屋上農園が仲間と育てる場所へ
仕事帰りや休日にふらりと立ち寄れる屋上で、野菜を育てながら顔見知りができる——。そんな体験を提供してきた恵比寿の屋上農園「ソラドファーム恵比寿」が、2026年9月にリニューアルオープンする。運営するプランティオ株式会社は、JR恵比寿駅に直結する「JR恵比寿ビル」屋上の農園に、これまでの「区画貸し」に加えて新たに「共同栽培区画」を設け、一人で黙々と育てるスタイルと、仲間と一緒に育てるスタイルの両方を選べる場所へと進化させる。
区画貸しは、5㎡が22区画、3㎡が2区画で、月額利用料はそれぞれ16,500円、14,300円(いずれも税込)。自分だけの区画で、好きな野菜をマイペースに育てたい人向けの従来型のスタイルである。
新設される共同栽培区画は44㎡で定員50組(1組につき同居家族5名まで参加可能)、月額利用料は4,378円(税込)と区画貸しより手頃だ。参加者同士が季節の野菜を一緒に育て、収穫やイベントを通じて自然に交流が生まれる設計になっており、一人での参加でも周囲とつながりながら農作業を楽しめる。
リニューアルオープンに先立ち、平日は2026年8月19日(水)・8月26日(水)の午前10:00〜12:00と午後17:00〜19:00、土日は8月23日(日)・8月29日(土)・8月30日(日)の10:00〜13:00に見学会が開催される。それぞれPeatixから申し込みができ、農園の区画や利用スタイルを実際に確認した上で会員登録を検討できる。
本農園の特徴は、テクノロジーによる栽培サポートにある。プランティオが開発したデジタルファーミングプラットフォーム「grow」を導入し、IoTセンサー「grow CONNECT」とスマートフォンアプリを組み合わせることで、土壌水分量や気温、日照量などの生育データを可視化する。栽培アドバイスや生育情報もアプリを通じて分かりやすく届くため、野菜づくりが初めての人でも安心して農園ライフを始められる。
アプリでは、メンバー同士のコミュニケーションやイベントへの参加、お手入れの記録によるポイント獲得なども可能で、野菜づくりに詳しい人が身近にいなくても、コミュニティの中で自然に学び合える仕組みが整っている。プランティオは、オフィスビルの屋上や街のすきま、屋内など、都市のあらゆる場所に農と人が触れ合う接点をつくる「アグリ・フード・インフラ」の社会実装を掲げており、ソラドファーム恵比寿はその実践例のひとつに位置づけられる。
都心で働く人にとって、屋上農園は息抜きの場であると同時に、仕事とは違う人間関係が生まれる場所にもなりつつある。自分のペースで育てたい人も、誰かと一緒に育てたい人も、まずは見学会に参加して、自分に合った関わり方を確かめてみてはいかがだろうか。
ソラドファーム恵比寿
https://ebisu.soradofarm.com/
プランティオ株式会社
https://plantio.co.jp/