公園面積 ｢0.24平方メートル｣ で見事 世界一達成
静岡県長泉町下土狩にある小さな公園が、｢最も小さな公園｣ としてギネス世界記録の認定を受けた。この公園は、昭和63年に都市計画道路の建設時余剰地に歩行者の休憩場所として整備されたもの。これまで、“自称” 世界一小さな公園として、たびたびメディアにも取り上げられてきたが、この度、公園の正確な面積の測量を実施するなどを経て、正式に ｢世界一小さな公園｣ として認定を受けた。
記録名：Smallest Park (最も小さな公園)
記録：0.24平方メートル
認定日：2024年12月25日
この ｢世界一小さい公園｣ は、道路脇のわずかなスペースを利用して作られており、中心には大きな石が配置され、その上に四角い木材の板が載せられている。周囲には緑の植物が植えられ、都会の中に小さな自然の空間を創出している。
赤い石には ｢世界一 小さい公園｣ と金色の文字で刻まれており、このユニークなコンセプトを明確に示している。小さな公園ながら、その存在感は決して小さくない。
また認定にあたっては、2025年2月25日(火)、長泉町役場の庁舎にてギネス世界記録の審査結果の発表が行われた。関係者が見守る中、ギネス世界記録™ 公式認定員より ｢このたび、世界で最も小さい公園に認定されました｣ と宣言されると、会場は大きな拍手につつまれた。公式認定員より池田町長に公式認定証が授与され、受け取った池田町長からは、世界一小さな公園として認定を受けた喜びと、｢地域活性化の一助とし、地域の皆様から愛され、世界に誇れる公園として後世に伝えていきたい｣ と意気込みが語られた。この小さな公園は、すでに地域のシンボルとしても機能し始めている。地元の人々にとっての話題の種となり、観光客にとってもフォトスポットとして人気を集めていきそうだ。小さな存在が、地域のコミュニティ形成に一役買った好例となるかもしれない。
長泉町公式ホームページ
https://www.town.nagaizumi.lg.jp/