文：FINDERS編集部
小見出し：電気式なので設置場所も選ばない
近年普及が進むドラム式洗濯機。もともとは硬水の地域がほとんどを占めるヨーロッパにおいて、水質や風土に合わせて発展、普及してきたスタイルだが、構造上、自動乾燥機能を搭載したモデルも多いため、日本でも人気を集めている。
一方でドラム式洗濯機は設置に必要なスペースが多かったり、稼働音も大きく、またなにより価格も高いものが多い（そして安いモデルは不安だ）。ついでに言えば洗浄力でも縦型に劣っているとの見方が強いときた。しかし「自動乾燥機能」には、それらのデメリットを補って余りあるほどの魅力があるわけだ。せめて洗濯物を干す作業だけでも省略したい。
そこで「ESTILO」を導入するとよいかもしれない。韓国の家電メーカー、ILCO Erectronicsが生み出した小型の衣類乾燥機だ。
小型乾燥機といえど、大容量が売りである。一度に約3kgまでの洗濯物を乾燥することができる。Tシャツであればおよそ12枚。フェイスタオルなら20枚は乾燥可能とのこと。1〜2人分であれば日常的に使えそうだ。
内部にトレイを設置できるため、スニーカーなど、衝撃による破損が気になるものも乾燥できる。乾燥時間は10分〜180分まで細かく調整可能だ。
省電力に優れる2台の「AI−PTCヒーター」が最大60度の熱風を送り出し、タオルもふわふわに仕上げてくれる。
ガスは使わず電力によって動作するため、コンセントさえあれば設置場所を選ばないのも嬉しい。排水設備も整える必要なし。重さは17kg。使用時に毎回出し入れする、といった使い方をするには少々重たいかもしれないが、一人で運べないほどではない。
お手入れは内部のフィルターを交換するのみなのでそれほど面倒ではないだろう。
気になるのは価格である。一般販売予定価格は4万9800円とのことだが、9月27日現在、Makuakeにて20％オフの3万9840円で購入可能だ。ドラム式洗濯機も昨今は安価なモデルも登場しているが、そもそも洗濯機を買い換える機会自体そう多くない。まずはこちらで試してみてはいかがだろう。