山口が誇る「学校ではない学びの場」YCAM20周年を記念するイベントが開催

文：FINDERS編集部

トークイベントに加え、参加型ディスカッションも実施

山口情報芸術センター[YCAM]のオープン20周年を記念するイベント、「YCAMオープンラボ2023：もうひとつの学び場」が、同施設にて11月4日（土）14:00〜17:00で開催される。

山口県山口市にあるYCAMは、メディア、テクノロジーを中心に扱うアートセンターとして、2003年に開館。芸術表現、教育、コミュニティを軸に研究開発を行いながら、地元山口から国外までをつなぐ場として運営されてきた。

本イベントは、20年の歴史を持つYCAMの取り組みを、学校とは異なる「もう一つの学びの場」として捉え、振り返るものだ。

イベントは3部構成となっている。

第1部では、子供の頃からYCAMに訪れてきた3名が登場し、当時のYACMの様子などが語られる。第2部は、YCAM設立当時からを知るアート関係者をゲストに、文化施設が担う教育的側面について議論される。そして第3部はイベントに参加した来場者がグループを作り、モデレーターとともにフランクなディスカッションを行うという形式になっている。

各部の登壇者は以下の通りだ。

参加費は無料だが、参加にはフォームからの申し込みが必要なのでご注意を。

またこの期間、YCAM及び近隣地域にて、音楽家の大友良英と美術家の青山泰知、エンジニアの伊藤隆之によるインスタレーション作品『without records』や、坂本龍一＋YCAMによる『Forest Symphony』といった展示も行われている。メディアアートやYCAMの20年にふれるまたとない機会だ。

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