文：FINDERS編集部
出力バランスも自動で調整
デバイスのバッテリー性能も少しずつ進歩しているが、モバイルバッテリーはまだまだ手放せないアイテムの一つだ。荷物が重くならないよう、コンパクトなものを使いたいところだが、肝心要の容量が小さいのでは頼りない。この2つを天秤にかけるのがこれまでのモバイルバッテリー選びだったが、どうやら時代は変わったようだ。
「コンパクト」で「大容量」のモデルを買えば良いのである。
「SMARTCOBY TRIO」は最大出力67W、バッテリー容量20,000mAhであり、手のひらにすっきりと収まるモバイルバッテリーだ。
20000mAhモデルとしては最小級の、長さ95mm、幅69mm、そして厚みが29.5mmという小さなボディが特徴だ。重量は333g。かばんに入れても全然気にならない。これまでの多くのモデルであれば10000mAhでもまったくおかしくないサイズ感。販売サイトでは「物理法則を無視」とまで謳っており、さすがに言い過ぎではあるが、それほどこれまでの常識から外れたサイズ感であることは事実だろう。
ちなみに20,000mAhといば、iPhone14であれば3.6回、Galaxy S23であれば3回はフル充電可能な容量だ。バッテリー自体のフル充電にかかる時間は約90分だ。パススルー充電にも対応しているので、充電中のバッテリーを経由して、デバイスの充電も行える。
最大出力は67W。スマホだけでなくタブレットやノートPCの充電にも使用できる。またPPS充電にも対応しており、Galaxyシリーズをはじめ、USB-Cを採用したデバイスに使用できる急速充電に対応する。
出力にはUSB-Cポートを2口（うち1口は本体の充電と併用）、USB-Aポートを1口備えており、最大で3台のデバイスを同時に充電可能だ。さらにCIO独自制御技術「NovaIntelligence」を搭載しており、異なる出力を必要とする複数のデバイスを同時に充電する際に、自動で出力のバランスを調整してくれる。
またバッテリー残量は側面のモニターから確認できる点も嬉しい。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
「SMARTCOBY TRIO」は現在Makuakeにて購入可能。ようやく外での活動ができる程度には涼しくなってきたところ。一台手に入れておきたい。