米国Amazonが元Amazonドライバーの声明に回答
『VICE』によると、3月下旬、米国Amazonは配達ドライバーに、AI搭載型のカメラを設置し、エンジニアがドライバーの情報にアクセスすることを許可する生体認証同意書の署名を求めたという。署名を拒否した場合、職を失うことになる。
『INSIDER』は今回の一件について米国Amazonに問い合わせたところ、「当社は事業全体の安全性に投資しており、近年、業界をリードするカメラベースの安全技術を当社の配送車両に導入し始めました。この技術は、ドライバーにリアルタイムで警告を発し、安全確保に役立ちます」と回答があった。
AI搭載型のカメラが搭載されることで荷物の輸送はより効率的になり、米国Amazonはより多くの利益をもたらすことになるだろう。しかしその陰には、常に監視下におかれ”効率化”に奉仕させられるヴィックさんのような労働者がいることを忘れてはならない。