文:R.Mitsubori
テレワークが広まる中、いかにしてカメラに自宅が映りこまないようにするか、頭を悩ませている人も多い。
しかしこの状況を逆手に取り、多くの人を笑顔にしている男性がSNS上で話題になっている。
テレワーク中に降り掛かった惨事
米国インディアナ州に拠点を置く動物医療を手掛ける企業でマーケティングチーフを務めるカラ・フィールズさんは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テレワークを続けていた。夫のマットさんもまた、同じダイニングテーブルをシェアし、自宅で仕事をしていた。フィールズさん夫妻は、互いに長時間同じ空間で過ごし、ストレスも溜まると思いきや、マットさんはユニークな趣味を見つけた。
それはカラさんのオンライン会議中に、彼女の背後でコスプレをして映り込むこと。はじめは家にあるアロハシャツやカウボーイハットを被っていたが、徐々にエスカレート。バットマンやウォーリー、ジェイソンになぜか戦隊ヒーローなどなど、バラエティ豊かなコスプレに身を包んだ。
カラさんは『Bored Panda』のインタビューに、「元々、人前で奇抜な格好をして私を困らせるのが好きだったんです」と語っている。「パンデミックの中、ダイニングルームをカメラの映るオフィスに替えた時、彼は私を困らせるチャンスを得たんです」とも。
日本だったら、仕事の会議中にこんなふざけた夫の姿が映りこんでいたら、上司に叱られるかもしれない。しかし意外にも、コスプレしながら黙々と仕事を続ける姿は、カラさんの同僚に大ウケだったという。