文：三浦一紀
部屋の乾燥具合に合わせて加湿する気化式
加湿器と一口に言っても、さまざまなタイプがある。水を加熱して蒸気で加湿する「スチーム式」、水を超音波により微細な粒子にして噴出する「超音波式」、水に空気を送ることで加湿する「気化式」、以上の方式を2つ組み合わせた「ハイブリッド式」だ。
スチーム式と超音波式は、設定した湿度に合わせて加湿することができるというメリットがあるが、電気代が高くなってしまうことと必要以上に加湿できるため結露が起きやすいというデメリットがある。
一方、気化式は乾燥具合に合わせて水が蒸発する仕組みのため、加湿力はほかの方式に比べて劣ること、加熱しないため部屋の温度が下がってしまうこと。ただし、より自然な感じで加湿ができるため必要以上に加湿することがなく、結露が起きにくい点、水を回転させるだけなので消費電力が低い点がメリット。ランニングコストを抑え、過度な加湿を行いたくないという場合は気化式がオススメだ。
ヴィレッジヴァンガードで発売されている「ドーム型加湿器 カピバラ」は、ドーム状のタンクに水を入れて加湿する気化式を採用。水に浮かんだカピバラを通して水が蒸発し加湿する。容量は320ccと小型なので、デスクに置いてパーソナル加湿器として利用するのがいいだろう。価格は1628円（税込）だ。
なお、カピバラ以外にもサモエドやシロクマなどもあるので、お好きな動物を選ぶことが可能。仕事中の加湿と癒やしが欲しい方に。
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