ITEM | 2019/03/26

顔のタイプをAIが判断、パーソナルカラー診断機能もついた手鏡アプリ「mira」

文:武者良太
男性が使っても参考になる
電話、メール、写真撮影にSNSへのアクセス。さらには地図、音声レコーダーにス...

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文:武者良太

男性が使っても参考になる

電話、メール、写真撮影にSNSへのアクセス。さらには地図、音声レコーダーにスケジューラーやゲームまで。現代の僕らはスマートフォンがもつ多機能性に頼った日々を送っている。

他にはどんな活用法があるのだろうと調べてみると、インカメラを使った手鏡アプリがあることを知った。自撮りする時と同じように、ディスプレイを自分側に向けて使うことで、自分の姿を表示できるという仕組みだ。画面の輝度調節やズーム機能などもあり、日々のメイクだけではなく、食後の口周りなどといった身だしなみのチェックがしやすい。

多くの手鏡アプリはシンプルな作りだが、女性向けファッション情報メディアmira magが提供している「mira」は一風変わっている。同アプリで自分の姿を撮影すると、AIが目鼻の位置関係や大きさ、輪郭の形状などから、似ている有名人を教えてくれる機能がついている。そして顔のタイプから適切なファッションをレコメンドしてくれるのだ。この機能は男性でも使えるのが面白い。

新たに肌の色、瞳の色、地毛の色、頬の赤みの色などの設問に答えていくことで、おすすめの色のチークやリップ、マニキュアを教えてくれるパーソナルカラー機能も加わった。さらにはEC機能(楽天と連携している)も備わっており、アプリがレコメンドした化粧品を買うこともできる。

mira magに掲載している多数の美容コンテンツも「mira」からアクセスできる

手鏡機能だけのアプリだとライバルも多いし、広告を差し込みすぎるとユーザーが離れてしまいかねないためマネタイズが難しいかもしれない。しかし「mira」は多機能化&メディア連動&EC連動の組み合わせによって、収益化の道筋をアピールしている。

AIが似ている芸能人を教えてくれる人気アプリ「そっくりさん有名人判断」と比較すると、登録されている有名人の数は少ないようだ。しかしデータベースが拡張していけば、「mira」も飲み会などで盛り上がるアプリとなるかもしれない。


Creema(iPhone)

Creema(Android)

mira mag