文:岩見旦
お祝いごとやイベントには欠かせないケンタッキー・フライドチキン。食べる人を虜にする秘訣は、何と言ってもあのレシピ。自宅や競合店でコピーしようとしても、なかなか真似できない。
11種類のハーブとスパイスが独自の調合で混ぜられており、そのレシピはトップ・シークレットだ。
ケンタッキー・フライドチキンのCMが話題
ケンタッキーのレシピは社内の金庫で厳重に保管されていたのだが、この度機密性の高いデータセンターに移動することになった。
この危険な職務を行うため、一人の男が招集された。それは「カーネル・ロボコップ」。
30年以上にわたり世界中の熱狂的ファンに支持され続けているSF映画の金字塔『ロボコップ』のサイボーグ警官と、ケンタッキー・フライドチキン創業者であるカーネル・サンダースのまさかのフュージョン。
そんな米国ケンタッキー・フライドチキンのCMが大きな話題となっている。こちらから観ていただきたい。
暗号化されたレシピが入ったアタッシェケースを、ケンタッキーの社長から手渡されたカーネル・ロボコップは、スウェーデンのバンホーフ社データセンターへと運んだ。レシピはデータセンターの中で、永久に保管されるという。
カーネル・ロボコップの声はまさかの本人
こちらの動画では、カーネル・ロボコップがゲストと一緒に夕食会に参加している。ゲストの一人が「あなたのフライドチキンはおいしい。秘密のレシピとは何なんだ?」と質問すると、「私がもしその質問に答えたら、私はあなたを殺さなければならない」と答えるブラックジョークを披露。
また他の動画では、カーネル・ロボコップが家族の前でカウントダウンを始めたり、お腹を空かせた若者の口にフライドチキンを投げ入れたり、映画ファンなら思わず吹き出す演出も。
しかも、カーネル・ロボコップの声を『ロボコップ』主演のピーター・ウェラーが務めているというから二度驚きだ。
新作となる『ロボコップ・リターンズ』の製作が発表されたり、日本で4K版『ロボコップ』上映イベントが開催されたり、再び沸き立つロボコップ熱。目が離せないニュースがまだまだ続きそうだ。