EVENT | 2019/01/06

【倉貫義人(ソニックガーデン)】2019年イノベーターが選ぶコレが来る!!

新年あけましておめでとうございます。今年FINDERSは創刊2年目を迎えます。そこで、年始企画として昨年、FINDERS...

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新年あけましておめでとうございます。今年FINDERSは創刊2年目を迎えます。そこで、年始企画として昨年、FINDERSに登場してくださった方々に2018年の私的ベスト1と2019年はコレが来る!という予想、そして2019年に挑戦してみたい仕事を挙げていただきました。

今回、登場するのはソニックガーデン代表取締役の倉貫義人さんです。

デザイン:大嶋二郎

倉貫義人

株式会社ソニックガーデン代表取締役

大手SIerにてプログラマやマネージャとして経験を積んだのち、2011年に自ら立ち上げた社内ベンチャーのMBOを行い、株式会社ソニックガーデンを設立。ソフトウェア受託開発で、月額定額&成果契約の顧問サービス提供する新しいビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開。会社経営においても、全社員リモートワーク、本社オフィスの撤廃、管理のない会社経営など様々な先進的な取り組みを実践。著書に『「納品」をなくせばうまくいく』『リモートチームでうまくいく』など。「心はプログラマ、仕事は経営者」がモットー。
ブログ http://kuranuki.sonicgarden.jp/
新著『管理ゼロで成果はあがる ~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう』(2019年1月24日発売)

【連載】遊ぶように働く〜管理職のいない組織の作り方

1:2018年のヒト・モノ・コトの中で「私的ベスト○○」1つ

ティール組織。新しいマネジメントと組織のあり方について書かれた本。上司と部下の関係が存在せず、会社としての売上目標もない、さらには予算も存在しないのに、組織として利益を出して成長することができる「ティール」と呼ばれる考え方を紹介している。働き方の見直しが求められる風潮、その中でも成果をあげていかなければいけないマネージャたちにとって大きな指針になったと思います。私たちソニックガーデンも本誌で連載している「遊ぶように働く」という理念の働き方を実践していますが、まさしくティールで書かれた組織に近いものだと感じました。

2:「2019年はコレが来る!」と思っているヒト・モノ・コト

キャッシュレス決済。個人的には、2018年にPixel 3XLにスマホを買い換えたのですが、そこからGoogle Payを使うようになって、ほとんど現金を使わなくなった。これが、とても便利で、むしろ現金しかない店を避けるようにすらなってしまった。消費税増税に合わせてキャッシュレスでのポイント還元の施策も行われることや、PayPayなど大手がキャンペーンをすることで体験する人が増えればキャッシュレスへの抵抗も薄れていき、2019年で一気に普及するのではないかと期待しています。

3:2019年に挑戦してみたい仕事

自社以外の組織変革や開発組織の支援。自分が創業した会社ソニックガーデンでは、ゼロから作り上げたこともあって、まだ成長や改善の余地もありますが、それでも限りなく理想に近い状態をつくりあげることができたと感じています。これまで経営者として体験してきたことを、今度は体系化しメソッドや考え方に昇華した上で書籍としてまとめた上で、ほかの会社の経営や組織づくりの支援をすることにも取り組んでみたいと考えています。


株式会社ソニックガーデン