文:三浦一紀
ソニーから発売されている「SRS-WS1」は、肩にのせることで臨場感あふれるサウンドとバイブレーションを楽しむことができる、新しいタイプのスピーカーだ。
大がかりなシステムもスペースも不要で迫力ある音をパーソナルで楽しめる。
本体は小型だが、30mm口径のフルレンジスピーカーユニットを搭載。高音域の再生に優れている小口径振動板を搭載し、サイズ以上にパワフルな音を楽しめる。
また、左右のスピーカー内には低音を増強する振動板「パッシブラジエーター」を搭載。これにより、低音が振動として再生される。たとえば、映画での迫力ある爆発シーンや、ドラムやベースといった低音楽器が、音だけではなく振動として体で感じられるため、その場にいるかのような臨場感が楽しめるようになっている。
テレビと接続する場合は、同梱されている送信機を設置するだけで接続完了。送信機から約30mの範囲で視聴できるので、音を聞いたまま部屋を出入りしても大丈夫だ。
1台の送信機に対して2台まで接続できるので、二人で同じ映画や音楽を楽しむといった使い方もできる。ソニーストアでの価格は24,800円(税抜)。
迫力のある音を楽しみたいが、大音量で音を鳴らすのははばかられるアパートやマンションなどに向いているスピーカーだ。
ソニー・SRS-WS1