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靴のネット通販大手が、片方だけや左右異なるサイズの靴の販売を開始した理由
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  • 2020.07.27
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靴のネット通販大手が、片方だけや左右異なるサイズの靴の販売を開始した理由

文:中谷めぐみ

靴といえば、同サイズがペアになっているものを購入するが当たり前だろう。今、この常識が、変わろうとしている。

アメリカの靴のネット通販でパイオニア的存在である「ザッポス」が片方だけや左右異なるサイズの靴の販売を開始した。なぜこのような取り組みを始めたのだろうか?

障害者の要望に応えたプログラム

「ザッポス」が手掛ける、革新的で機能的でファッショナブルな商品を揃えた「ザッポスアダプティブ」は今月14日、障害者に包括的なショッピング体験を提供するため、片方だけの靴や左右異なるサイズの靴を購入できるプロラムを開始した。

同社のビジネス開発マネージャーであるダナ・ザンボ氏が『The MIGHTY』に語ったころによると、2017年に「ザッポスアダプティブ」が立ち上げられて以来、障害者コミュニティから今回の取り組みの要望が多く寄せられていたという。「装具を着用するためには当然大きなサイズの靴が必要で、彼らはサイズの異なる2組の靴を購入しなければなりませんでした。一方の足を切断した人の場合は、靴を片方だけ購入すればよいでしょう。しかし、今まで彼らにはその選択ができませんでした」と、プログラムを始めた理由を明かした。

有名ブランドの靴も購入可能

このプログラムでは、ナイキ、コンバース、ニューバランスなどのトップブランドの靴が選択できる。購入者は特別な手続きや申し込みの必要はなく、手数料もかからない。また、靴を片方だけ購入する場合は、ペアの価格の半額だ。

サイズは、幼児用から大人の男性用および女性用まで幅広く用意されている。普通サイズからかなり広めまで、足に合う靴幅を選ぶことも可能だ。あらゆる人が、自分に合う靴を購入することができる。

次ページ:障害者にとって靴選びが一変する瞬間

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