文:武者良太
いっしょに頑張る仲間と出会える
タフなスポーツウォッチメーカーであるガーミンが、スポーツトレーニング支援アプリの「Garmin Sports」を日本でもリリースした。
ガーミンによれば、日本においてはランニングを始めたにもかかわらずその半数以上が、半年以内に辞めてしまうという調査結果があるそうだ。半年といえばダイエットなりの効果が出て一定期間が経った頃ではあるが、より長く続けるには計画性、正しい知識、一緒に頑張る仲間が大事なのではと指摘している。
そこで「Garmin Sports」で継続的なトレーニングを支援するという。同アプリは2017年に台湾から提供がはじまり、現在は12ヵ国でサービスを展開しているもの。カリキュラム形式のトレーニングメニューや、1vs1または多くのユーザーが参加できるランキング形式のバーチャル競技会を開催する機能など、ガーミンのスポーツウォッチと連動するアプリ「Garmin Connect」にはない機能を提供している。
トレーニングメニューは箱根駅伝など大学駅伝3冠を達成した八木勇樹氏をはじめ、多くの経験・実績の豊富なコーチの意見を生かした内容となっており、ガーミンのスポーツウォッチ「ForeAthlete」シリーズなどにインストール可能。スピード・距離・負荷(心拍数)・時間配分を、まるでコーチが並走しているかのようにウォッチが指示してくれる。
コンペティションはユーザー自身が作成できるほか、ガーミン公式コンペティションの開催も予定しているとのこと。
また「サブ3.5を目指す!」「年間1000km走る!」といった、ユーザーがポストした宣言も閲覧できる。ポジティブで前向きな発言は自分のモチベーションアップにもつながることだろう。