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余命幾ばくもない男の子に、野沢雅子が孫悟空の声でメッセージ。アニメの力が起こした奇跡に胸が震える
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  • 2019.08.01
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余命幾ばくもない男の子に、野沢雅子が孫悟空の声でメッセージ。アニメの力が起こした奇跡に胸が震える

Photo By Shutterstock

文:岩見旦

『ドラゴンボール』シリーズの孫悟空などの声でおなじみ声優の野沢雅子さんが、7月28日放送の「ボクらの時代」で、披露したエピソードが多くの感動を呼んでいる。

余命宣告された『ドラゴンボール』ファンの男の子

ある年の2月、野沢さんの元に男の子のお父さんから1通の手紙が届いた。そこには「もう息子は2月いっぱい持ちません。『ドラゴンボール』が大好きだから、色紙にサインをいただけませんか?」と記されていた。その男の子は、病気で余命幾ばくもないと診断されていたのだ。

そこで野沢さんはミキサーに頼み、メッセージを収録。「オッス!おら悟空!」とその男の子の名前を呼び、8月に公開される映画に「ぜってえ来いよ。おらが劇場で待ってっからな!約束だぞ!」と、孫悟空の声で声援を送った。

すると、奇跡が起きた。男の子は余命と言われていた2月を超え、映画が公開される8月まで生き延び、大好きな『ドラゴンボール』の映画を観ることが出来たのだ。ベッドで寝たまま映画館に行き、起き上がることが出来ない状況だったにも関わらず、「どうしても椅子に座ってみる」と男の子は言い、座席で鑑賞。そしてその翌日、男の子は息を引き取ったという。

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余命を超えて生きながらえた「アニメの力」に医者も驚愕

男の子のお父さんが野沢さんに送った手紙には、「息子が奇跡を起こして見られました。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちが綴られていた。そして、一緒に添えられた医者からの手紙には「僕たちは勉強して、それで人の命を少しでも永らえようとか、生きさせようとしているんだけど、それも出来なくて、アニメの力ってなんでしょう? 僕は今、知らされました」と書かれていた。野沢さんは「スゴいな。このアニメの力って」と驚かされたという。

番組終了後、このエピソードに心を打たれた視聴者から「涙が止まらない」「息子さん、天国で悟空に会えてたらいいな」「『アニメは命の源」「声優は目に見えない力を与えてくれる」といった感動のコメントがSNSに多数寄せられた。

男の子は絶対に生き延びて、『ドラゴンボール』の映画を観たいと強い意志を持っていたに違いない。「好き」という気持ちは、現代医学では計り知れない強いパワーを持っているのかもしれない。


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