社内ビジコンの運営知を可視化するアワード、24社から6社を選出
大企業向けの新規事業支援を行う株式会社フィラメントは、「ビジコンAWARDS 2026」 の一次審査を実施し、エントリー総数24社の中から、最終審査へ進出するノミネート企業6社を発表した。最終審査会は2026年6月10日(水)、東京都港区の港区立産業振興センター ホール大で開催される。
近年、企業内で実施される新規事業提案制度、いわゆる社内ビジコンは、社員のアイデアを事業化につなげる仕組みとして導入が進んでいる。さらに現在では、新規事業創出だけでなく、企業変革を担う人材育成や、挑戦を促す組織文化の醸成を目的とした施策としても注目されている。
「ビジコンAWARDS」 は、そうした社内ビジコンを支える 「事務局」 に焦点を当てたアワードである。制度設計や運営、応募者支援、事業化推進など、ビジコンを成功に導くための実践知を可視化し、共有することを目的としている。
今回、2026年3月2日から4月30日までエントリーを受け付け、制度設計、運営体制、応募者支援、事業化推進などの観点から書類審査を実施。その結果、カシオ計算機株式会社、株式会社JTB、大東建託株式会社、千代田化工建設株式会社、本田技研工業株式会社、ロート製薬株式会社の6社が最終ノミネート企業に選ばれた。
最終審査に進出した制度は、カシオ計算機株式会社の 「IBP(Idea Booster Program)」 、株式会社JTBの 「JUMP」 、大東建託株式会社の 「HIRAKU」 、千代田化工建設株式会社の 「F1 PROJECT」 、本田技研工業株式会社の 「IGNITION」 、ロート製薬株式会社の 「明日ニハ」 である。
当日は、最終ノミネート企業による制度プレゼンテーションに加え、事務局担当者によるクロストークも行われる。テーマは 「新規事業提案制度を支える事務局の実践知」 。制度設計の背景や運営方針、応募者支援、事業化推進、制度改善における考え方などを、モデレーターとのディスカッション形式で掘り下げる。
審査員は、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏、一般社団法人Japan Innovation Network Chairperson 理事の紺野登氏、フィラメント代表取締役CEOの角勝氏が務める。審査では、企画・運営における工夫や独自性、応募者支援・伴走支援の実践内容、企業内への影響や組織変革への寄与、事業化に向けた推進体制や実績、制度としての持続可能性と発展性が評価される。
会場では、最終ノミネート企業の発表に加え、社内ビジコン運営をテーマにした複数のセッションも予定されている。 「はじめての社内ビジコン運営で見えた『成功と苦労のリアル』」 、 「10年続けたからこそ見えてきた『社内ビジコンの変化と進化』」 、 「社内ビジコンは人を育てるのか?『新規事業×人材育成の最前線』」 、 「ビジコン事務局はどう作られるのか?『事務局の役割を問い直す』」 といったテーマを通じ、制度運営の現場で蓄積された知見が共有される。
また、最終審査会では、ビジコン事務局担当者向けの観覧招待枠も用意されている。1社あたり2名まで申し込み可能で、すでに社内ビジコンを運営している担当者だけでなく、準備中、検討中の企業担当者も対象となる。
社内ビジコンは、単なるアイデア募集の場にとどまらず、企業の中に新しい挑戦を生み出す仕組みとして進化している。その裏側で、制度を設計し、応募者に伴走し、事業化までを支える事務局の役割はますます重要になっている。 「ビジコンAWARDS 2026」 は、その実践に光を当てる場となりそうだ。
ビジコンAWARDS 2026
開催日:2026年6月10日(水)
会場:港区立産業振興センター ホール大
所在地:東京都港区芝5-36-4 札の辻スクエア
主催:株式会社フィラメント
パートナー:ASCII STARTUP、CNET Japan、新規事業Talks、Biz/Zine、FINDERS
観覧申込
https://bizcon-awards2026.peatix.com/
株式会社フィラメント
https://thefilament.jp