BUSINESS | 2024/09/24

毎月寄付者1,000人募集キャンペーン
「みんなに届けiPS」 今年も開催

公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団

FINDERS編集部

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日本初のiPS細胞技術を実用化したい!

設立5周年を迎える公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団は、2022年度より開始した毎月寄付者を1,000人募集するキャンペーン 「みんなに届けiPS」 を今年も実施する。毎月寄付型クラウドファンディングを実施し、申込特典として希望者には特製絵葉書がプレゼントされる。また、オンラインイベントとして寄付者向け報告会や my iPS プロジェクトに関するセミナーの開催も予定されている。

同財団は、iPS細胞の製造・品質評価などの技術を産業界へと 「橋渡し」 することを目的に設立された団体だ。「iPS細胞技術を使用した新しい治療法が一日も早く確立され、病気で苦しむ患者さんみんなに届いてほしい。」 こうした職員の想いを込め、キャンペーン名を決定、 財団設立日である9月6日から、当財団理事長の山中によるヒトiPS論文発表日の11月20日までの期間で開催する。

理事長

財団も設立から5年が経ち、iPS細胞研究は実用化に向け今まさに正念場を迎えています。当財団が提供するiPS細胞ストックを使用した大学・企業の研究プロジェクトも今年は大きく進展し、いくつかのプロジェクトでは、国内で治療法の実用化を目指す 「薬事申請」 に向けた準備を進めています。

また現在、日本のみならず世界中の研究者が、様々な病気を対象にiPS細胞を使用した治療法の実用化に向けた研究を行っています。

私たちiPS財団の役割は、原材料となる臨床用のiPS細胞の製造や技術開発を通じ、こうした治療法開発を行う研究者を支え、実用化まで伴走することです。

直近では皆さまからのご寄付を活用し、多くの人で免疫拒絶反応が起こりにくい「HLAゲノム編集iPS細胞ストック」 の製造・提供や、患者さんご自身由来のiPS細胞を用いた再生医療の普及を目指す 「my iPSプロジェクト」 に関する研究開発を実施してまいりました。

今回のキャンペーンをきっかけにより多くの方にiPS財団を知っていただき、応援をいただければと思います。

皆さまからのあたたかいご支援を心からお願い申し上げます。


「みんなに届けiPS」 キャンペーン
開催期間:2024年9月6日(金)~2024年11月20日(水)
キャンペーンサイト:https://www.cira-foundation.or.jp/lp/index6.html

オンラインイベント
・iPS財団設立5周年 オンライン報告会 (10/8 開催) 
・iPS細胞の基礎のキソ (10/22 開催)
・研究責任者が語る!「my iPSプロジェクト」 (11/6 開催)
※公式YouTubeにて配信予定

iPS財団設立5周年 オンライン報告会
iPS細胞の基礎のキソ
研究責任者が語る!「my iPSプロジェクト」