光・音・動きが連動する楽器ロボット、人とAIの新しい関係性を提示
音楽を演奏するロボットはこれまでも存在してきたが、音だけでなく「物理的な動き」を介して人間とAIが対話する装置はまだ多くない。株式会社DOT P が開発した楽器ロボット「PONKEY」は、そのような新しいインターフェースを持つ画期的な商品だ。
2026年3月、米国テキサス州オースティンで開催されたテクノロジーとカルチャーの国際イベント「SXSW 2026」において、世界で初めて公開され、3月12日~14日の期間中、Fairmont Hotel Manchester Ballroom のSTATION Aiブース内の「ICOMA TOYBOX」で行展示され、来場者が実際に手に取り演奏を体験した。
PONKEYは、16個の独自設計ソレノイドキーを搭載した電子楽器型ロボット。キーを押すとLEDが点灯し、音が鳴り、さらにキーがポンと飛び出す。電磁力で直線運動を生み出すソレノイドを組み込むことで、音楽の情報を「動き」として可視化する。ステップシーケンサー型のドラムマシーンとしてリズムを作るほか、デジタルシンセサイザーとしてメロディを演奏することもできる。専用アプリケーションと連携すれば、AIが演奏するためのデバイスとしても機能する。人がキーを押すとAIが別のキーを動かして応答する。文字や音声ではなく、キーの動きとして返答が返ってくる。PONKEYは、そうした非言語的なやり取りを可能にする楽器として設計されている。
コンセプトは「大人も、子どもも、AIも。みんなのための楽器ロボット」。音楽の専門知識がなくても直感的に操作でき、演奏というより音を遊びながら作る体験装置として楽しめる。
PONKEYの開発は、東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」の協定事業として実施されるプロトタイピング支援プログラム「FFF Tokyo」の採択プロジェクトとして進められてきた。2026年3月28日(土)には、採択プロジェクトの成果を紹介する「FFF Tokyo Demo Day」が東京・丸の内のTokyo Innovation Baseで開催され、PONKEYも展示される予定だ。
DOT Pは現在プロトタイプ開発を進めており、2027年の一般発売を目指している。
PONKEYティザーサイト
https://ponkey.jp
Instagram
https://www.instagram.com/ponkey_jp/