文：赤井大祐
発売は来春予定
10月7日、バッファローは2012年から2019年にソニー・インタラクティブエンタテイメント（SIE）が発売をした、ネットワークレコーダー「nasne（ナスネ）」をSIEから引き継ぐ形で、来春から販売を再開させることを発表した。
「nasne」は地上／BS／110度CSデジタルチューナーと、最大1TBのHDDを内蔵し、ネットワークに接続して利用するメディアレコーダーだ。
特徴はなんと言っても、同じネットワークに接続されたテレビ、スマートフォン、タブレット、そしてPlayStation4などから録画した番組を自由に閲覧でき、さらに各機器を通して録画予約も可能であることだろう。
人気ドラマやバラエティ、そしてマニアックなBSの番組を好きなタイミングで楽しむことができる。世はまさにYouTube全盛の時代。しかし一方で、「逃げるは恥だが役に立つ」や「半沢直樹」など高視聴率を叩きだすテレビドラマ人気もまだまだ根強い。「nasne」の復活が今後動画業界にどのようなインパクトをもたらすのか、楽しみだ。
なお、連携アプリの「torne（トルネ）」の開発、運営については引き続きSIEが行うが、今年11月に発売予定のPlayStation5には現状非対応とのこと。アップデートなどによる続報を待ちたい。