文:武者良太
ベランダで使いやすいサイズのものが人気
新型コロナ禍により、今年のGWは自宅で過ごしている人がほとんど。しかも緊急事態宣言の延長を匂わす報道もされている。すなわち、不要不急の外出自粛要請が延長されるということになる。
長引くと見られる #StayHome の流れに沿うかのように、 #おうち時間 をどう楽しむか、というムーブメントが生まれてきた。Yahoo!ジャパンのトピックス「「巣ごもり消費」により今、売れている「おうちキャンプグッズ」は?」によれば、自宅でキャンプっぽく楽しめるグッズが人気だという。
筆者も自宅のテラスでテントを張ったり、焚き火台でBBQをすることがあるが、徒歩0分でキャンプ場という非日常感は想像以上に楽しいもの。そこでマンションのベランダや、家のテラスで使いやすいアウトドアグッズを紹介したい。
軽量さを極めたもの、ワンタッチで設営できるものなど様々なテントがあるが、ここで紹介したいのは袋から取り出して広げるだけで設営可能で、収納もお手軽なポップアップテントだ。
スクリーンを開けた状態でも使えるし、メッシュスクリーンにして虫除けもできる。風の通りがいいから、昼寝スペースとしても使える。
ベランダでよし、屋内でもよし。ゆらゆらと揺れる感覚が楽しい自立式ハンモック。寝るために使ってもいいが、読書、音楽鑑賞、スマホ・タブレットゲームのときのスペースとしてもいい。この心地よさは普通の椅子やソファでは味わえないものだから。
大人と子供、二人で使える大型タイプでも、普通のベランダで使いやすい。
外の風を感じながらの焼肉、BBQも格別なもの。岩谷産業の「やきまる」なら、コンパクトだし煙が出にくいので、インドア・アウトドア両方で活用できる。燃料はもちろんカセットガス。
ほかにも網焼き・串焼きに最適な「焼きまへんか」(ニチネン)、鍋料理がしやすい「カセットフー 達人スリムIII」(岩谷産業)などがある。
ベランダのスペースを有効活用してランチやディナーを楽しみたいなら、テーブルはローテーブルタイプがいい。レジャーシートをしいて、ローテーブルを置くだけでセッティングが完了するのだから。
収納のことを考えると、天板はロールタイプが好ましい。木製のほかにもアルミタイプがあり、好みによって選ぼう。
ノートPCで仕事をするなら、背筋がのびるタイプの椅子が欲しい。コールマンの「イージーリフトチェアST」は、姿勢よく座ることができるアウトドアチェア。ベランダや庭でも仕事に集中できる。
ちょっと休みたいときはリクライニングモードにしよう。フットレストが持ち上がって、まるでハンモックで休憩しているかのようなお気楽気分になれる。
GWも半ばに差し掛かったが、自宅にいる時間はまだまだ長そうだ。この機会に自宅で使えるアウトドアグッズを揃えてみてはいかがだろうか。