ITEM | 2020/01/09

あなたのiPhoneホーム画面、300円で買います「スクショマネー」

文:武者良太
気になる方はお早めに
2018年、バスケット分析用のマーケティングデータの収集を目的としたレシートの撮...

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文:武者良太

気になる方はお早めに

2018年、バスケット分析用のマーケティングデータの収集を目的としたレシートの撮影画像を買い取るアプリ「ONE」が大きな話題となった。

直接ユーザーから、ユーザーの行動形態が伺えるデータを買い取るシステムは波及するのだろうか。…と思っていたら、WEBマーケティング事業を営むApassionateが、ユーザーのスマートフォンのホーム画面スクリーンショットを買い取るというアプリ「スクショマネー」をリリースした。

同社社長である安田吉範氏のツイートによれば、ブランドアイテム買い取りアプリ「CASH」や、後払いで航空券などが購入できる「TRAVEL Now」を運営していたバンクの創業者、光本勇介氏が監修に関わっているという。

驚くべきは報酬額。なんと1スクリーンショットを最大300円で買い取るという。実際にはAmazonギフトで支払われるとのこと。

利用後半年間は買い取り対象とならない、iPhoneのホーム画面のみが対象、買い取り枚数に上限ありと、条件は厳しい。実際に筆者が、同アプリのプレスリリース公開7時間後に試したところ、「受付最大数を超えました」というメッセージが表示され、Amazonギフトとの交換は実現されなかった。ただFINDERS編集部の人間が1月8日の18時過ぎに試してみたところ無事に交換できたということなので、もし上手くいかなかった人は時間を置いて再び試してみてほしい。

レシートの買い取りアプリ「ONE」のケースでは、リリース直後はアクセスが集中してサービスが一時停止となった。再開後は期間限定でレシート以外にもシャンプーのボトル、ブランドバッグや時計、電気料金明細書、携帯料金明細書などの撮影画像も買い取るキャンペーンを行ってきている。

Apassionateも同様に、一定期間ごとに買い取りのサービスを行う可能性はある。さらにマーケティングデータの直接買い取りサービスが増えるかどうかも含め、引き続き注目していきたい。


スクショマネー