CULTURE | 2018/07/12

美術展でボードゲーム!? 若手作家アランによるゲーム×アートの初個展「communicatio – コムニカチオ」が開催

文:神保勇揮
1991年生まれの若手作家による初個展
東京・阿佐ヶ谷のギャラリー「TAV GALLERY」は、7月2...

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文:神保勇揮

1991年生まれの若手作家による初個展

東京・阿佐ヶ谷のギャラリー「TAV GALLERY」は、7月20日(金)からアラン (三浦阿藍) の初個展「communicatio – コムニカチオ」を開催する。会期は8月12日(日)まで。

アランは1991年生まれ・鳥取県出身で、美術家・梅津庸一が率いるパープルーム予備校に所属。ゲームデザイナーとしても活動しており、個展では「コミュニケーション」をコンセプトにした新作ボードゲーム「communicatio – コムニカチオ」をリリースし、来場者が実際に体験することで新たな「ゲーム」の可能性を提示するとしている。

同展の期間中には、関連企画としてJR中央線・西荻窪駅近くのギャラリー「中央本線画廊」にて、アランとTAV GALLERY、ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の卒業生であるアーティスト・cottolinkの合同企画となるグループ展「ゲームポリヘドロン」が開催される。こちらの会期は7月20日から8月12日までの金・土・日のみ。

「ゲームポリヘドロン」の参加作家は、アラン、今井新、海野林太郎+田中勘太郎、岡田舜、中島晴矢、明源の計6名。作品を「ゲームでの行為」と捉え直し、アーティストを「プレイヤー」という位置づけでキュレーションを試みるとし、アランはTwitterで「このグループ展で展示されるものにはゲームもありますが、ゲームをテーマにしたものや僕が勝手にゲームだと感じたものが展示されます」とコメントしている。

また、両企画の開催を記念した入場無料のレセプションパーティとトークイベントを、7月20日にTAV GALLERYにて開催する。トークの出演はアランおよび、批評誌『アーギュメンツ#3』の編集人を務める批評家・黒嵜想と仲山ひふみの3名の予定だ。

開催概要は下記の通り。

アラン 個展「communicatio – コムニカチオ」

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会期:2018年7月20日 (金)~8月12日 (日)
会場:TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐谷北1-31-2) [03-3330-6881]
時間:13:00~20:00
休廊:水曜、木曜
レセプションパーティ:7月20日 (金) 18:00~20:00
トークイベント:7月20日 (金) 19:00~ / アラン× 黒嵜想 × 仲山ひふみ (入場無料)
http://tavgallery.com/communicatio/

ゲームポリヘドロン

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会期:2018年7月20日 (金) – 8月12日 (日) [会期中の金曜、土曜、日曜のみ開廊]
会場:中央本線画廊 (東京都杉並区上荻4-6-6)
時間:13:00~21:00
休廊:月曜~木曜
参加作家:アラン、今井新、海野林太郎+田中勘太郎、岡田舜、中島晴矢、明源
ディレクター:アラン、cottolink、佐藤栄祐


TAV GALLERY