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2100年の世界の国々の人口はどう変化している?世界2位に躍り出たのは意外な国
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  • 2020.10.05
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2100年の世界の国々の人口はどう変化している?世界2位に躍り出たのは意外な国

Photo by Shutterstock

文:山田山太

それぞれの国の経済状況や医療の発達、あるいは戦争などで大きく変化してきた「人口」。これからの時代、世界各国の人口はどのように推移していくのだろうか。

医学雑誌『The Lancet』に掲載された、米ワシントン大学医学部のInstitute for Health Metrics and Evaluation(IHME、保健指標評価研究所)による2017年の研究を基に、『VISUAL CAPITALIST』が作成したインフォグラフィックを紹介したい。

人口を増やし続けるサハラ以南のアフリカの国々

国連が2019年に発表した調査によると、2020年現在の世界人口は約78億人とされている。そしてその後、2030年には85億人、2050年には97億人、2100年には109億人と増加すると予測されている。

一方、IHMEの研究によれば、世界人口は将来的にそれほど増加しないと考えられているようだ。下記画像の上部に描かれているグラフを見てほしい。2064年には97億人まで増加するが、これをピークに減少開始。2100年には88億人にまで落ち着く見立てだ。さらに2100年には23億7000万人もの人々が65歳以上になるとされており、これは世界人口の4分の1以上にあたる。

また、インフォグラフィックの下部には、2017年時点の人口と2100年の人口予測が表されている。2100年時点の予測で、人口が多い国トップ10は下記の通りだ。

1位 インド 10億9000万人 (2017年時点 13億8000万人)
2位 ナイジェリア 7億9100万人(2017年時点 2億600万人)
3位 中国 7億3200万人(2017年時点 14億人)
4位 アメリカ 3億3600万人(2017年時点 3億2500万人)
5位 パキスタン 2億4800万人(2017年時点 2億1400万人)
6位 コンゴ民主共和国 2億4600万人(2017年時点 8100万人)
7位 インドネシア 2億2900万人(2017年時点 2億5800万人)
8位 エチオピア 2億2300万人(2017年時点 1億3000万人)
9位 エジプト 1億9900万人(2017年時点 9600万人)
10位 タンザニア 1億8600万人(2017年時点 5400万人)

2017年時点で1位の人口を抱える中国が2100年3位に転落し、インドが10億9000万人でトップに躍り出た。

注目すべきは、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニアといったアフリカ大陸のサハラ砂漠以南に位置する国々だろう。中でもナイジェリアの人口は現在の3倍以上までに増加し、インドに次ぐ人口の多い国になると目されている。

ちなみに、現在世界で10番目に多い1億2600万人もの人口を誇る日本は、2100年には6000万人程度と、現在のフランスやイタリアと同程度にまで減少すると予測されている。

次ページ:避けられない人口密度の課題


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