普段は見えないソニーの試作品が、六本木で初めて姿を見せる
企業のデザイン部門が社外に公開することのないプロトタイプやコンセプトモデルを、一般の観客が直接目にする機会は決して多くない。2026年10月30日(金)から11月8日(日)まで、東京・六本木のアクシスギャラリーで開催される「Industrial Romanticism 2」展は、そうした"見せない試作品"を通じて、インハウスデザイナーたちが日頃から抱く発想の原点や価値観を伝える企画である。ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターも、この展覧会への参加を2026年10月8日に発表した。
同展には、シャープ、ソニーグループ、TOTO、パナソニック、富士フイルム、ポーラ、三菱電機、ヤマハの8社が参加する。各社のインハウスデザイナーが、通常は社外に出すことのない未公開のプロトタイプやコンセプトモデルを持ち寄り、そこに込めた発想の原点やデザインへの想いを紹介する点が特徴だ。入場は無料で、会期中は11:00から20:00まで観覧できる(最終日の11月8日は17:00まで)。
展覧会タイトルに含まれる「ロマンティシズム(ロマン主義)」という言葉には、社会情勢や技術の進化だけから未来を導くのではなく、デザイナー一人ひとりが持つ夢やロマンにスポットを当てることで、デザインの持つ可能性を探ろうという意図が込められている。企画・ディレクションは松山祥樹、横関亮太、株式会社アクシスが手掛け、メインビジュアルを谷内晴彦(desegno ltd.)、空間デザインを歌代悟(株式会社博展)が担当する。
ソニーは1961年にデザイン室(現・クリエイティブセンター)を設立し、プロダクトからエンタテインメント、金融、モビリティまで幅広い事業領域のデザインとブランディングを手掛けてきた企業である。完成した商品だけでなく、その手前にある試作や発想のプロセスに触れられる機会は、デザインや製品開発に関わる読者にとって、自社の仕事の進め方を振り返るヒントにもなるだろう。会期中に六本木を訪れる予定がある人は、各社のデザイナーが語る"夢とロマン"に触れてみてはいかがだろう。
Industrial Romanticism 2
会期:2026年10月30日(金)〜11月8日(日)
開催時間:11:00〜20:00(最終日は17:00まで)
会場:アクシスギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F)
入場料:無料
共催:Industrial Romanticism展実行委員会、株式会社アクシス
企画・ディレクション:松山祥樹、横関亮太、株式会社アクシス
参加企業(8社):シャープ株式会社、ソニーグループ株式会社、TOTO株式会社、パナソニック株式会社、富士フイルム株式会社、株式会社ポーラ、三菱電機株式会社、ヤマハ株式会社
メインビジュアル:谷内晴彦(desegno ltd.)
空間デザイン:歌代悟(株式会社博展)
公式サイト
https://www.axismag.jp/axis_forum/723454.html