建築デザインを世界へ、ミラノサローネ出展という副賞が付く国際アワード
建築家やデザイナーにとって、自作を世界のステージへ押し出すチャンスとなる国際アワードが動き出した。NPO法人青山デザインフォーラム(ADF)は、建築家やデザイナーをサポートする目的で2013年から開催してきた国際デザインアワード「ADFデザインアワード2027」の開催を発表した。今回で17回目を迎える。
応募期間は2026年8月17日(月)から12月18日(金)まで(日本時間必着)で、すでに受付は始まっている。対象はホスピタリティ、コマーシャル&オフィス、集合住宅、教育とスポーツ、文化的建造物、公共建築の6カテゴリーで、ホテルやオフィスビル、学校、劇場、美術館、空港など幅広い建築物のデザインが応募対象となる。
審査では、見た目の美しさだけでなく、社会課題に応えるイノベーション性、利用者や環境への配慮、地域性・文化性との調和といった観点が重視される。完成形の評価にとどまらず、デザインに至るプロセスや理念までを見る点が、このアワードの特徴だ。
/ Boris Bežan (BAX studio), Mara Partida (Mendoza Partida studio), Hector Mendoza (Mendoza Partida studio), Maria Mestres (Mestres Wåge architects), and Magnus Wåge (Mestres Wåge architects)
/Office for Strategic Space
/ Oshida Architects
受賞者への特典も充実している。最優秀賞には賞金1万米ドル、全カテゴリーから選出される優秀賞2作品にはそれぞれ5,000米ドルが贈られ、賞金総額は2万米ドルとなる。加えて最優秀賞・優秀賞の受賞者は、2027年4月に開催予定の世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の期間中、フォーリサローネのADF会場で作品を展示できる。設営費用として1,000米ドルまでをADFが負担する点も、応募のハードルを下げる要素だ。
受賞作品はさらに、ADFが運営するメタバースミュージアム「COCO WARP」やアートギャラリーでも展示される機会を得られる。最優秀賞受賞者にはADFビジネスマッチング事業部による1年間のPRサポートも用意されており、受賞後も継続的に発信できる仕組みが整っている。
応募は個人・グループを問わず、国籍不問、参加費は無料(ADFへの入会が必要だが入会費は無料)で、デザイン提案書とデザイナー経歴書をそれぞれA4横のPDF5枚以内で提出する。使用言語は英語で、結果は2027年3月2日(火)に発表される予定だ。自身の建築デザインを国際的な舞台で評価してもらいたい人にとって、挑戦しやすい設計になっているアワードだと言える。
ADFデザインアワード2027
応募カテゴリー:ホスピタリティ/コマーシャル&オフィス/集合住宅/教育とスポーツ/文化的建造物/公共建築
応募期間:2026年8月17日(月)〜12月18日(金)(日本時間必着)
応募資格:個人またはグループ(1グループ1作品案まで)、国籍不問、ADF会員(入会費無料)
応募費用:無料
賞金:最優秀賞10,000米ドル(全カテゴリーより1作品)、優秀賞5,000米ドル(全カテゴリーより2作品)、総額20,000米ドル
使用言語:英語
結果発表:2027年3月2日(火)
主催:NPO法人青山デザインフォーラム(ADF)
公式サイト
https://11664.evalato.com/