CAREER | 2025/04/08

万博会場がファイナルの舞台に
小山薫堂パビリオンと連動「RED U-35 2025」が開幕

日本最大級の若手料理人コンペティション

FINDERS編集部

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2025年10月5日に大阪・関西万博で授賞セレモニーを開催

RED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM U-35) 実行委員会は、35歳以下の料理人の発掘・応援を目的とした、日本最大級の若手料理人コンペティション 「RED U-35 2025」 (主催:RED U-35実行委員会、株式会社ぐるなび) の応募受付を4月1日(火) 14:00より開始した。

本年の開催では、2025年日本国際博覧会 (大阪・関西万博) シグネチャーパビリオン 「EARTH MART」 (テーマ事業プロデューサー:小山薫堂) とコラボレーションし、2025年10月5日に大阪・関西万博の会場で授賞セレモニーを開催する予定だ。

本大会の応募テーマは 「日本から世界へ EARTH FOODS 25」。世界がつながり、未来へのアイデアを交換できる2025年、料理人にとっては日本がもつ食の価値・本質を見つめ、新たにクリエーションすることで、アイデアやメッセージを世界に発信できるチャンスだと言える。応募者には、日本発の食のリスト 「EARTH FOODS 25を使い、ビジョンの提案も求められる。

一次審査の課題は、

1. 料理人であるあなたにとっての 「日本から世界へ」 とは何か
2. 「日本から世界へ」 をどう料理に落とし込んだのか


という2点を1,200文字以内にまとめた作文と 「日本から世界へ」 をテーマに、食の未来をより良くするため、世界に共有したい日本発の食のリスト 「EARTH FOODS 25」 を使った料理について、メニューやコンセプト、作り方、写真などを提出してもらい審査を行う。

尚、2025年大会は、HAJIMEオーナーシェフ米田肇を新たに審査員団に迎えるとともに、「多様なキャリアや働き方に光を当てたい」 という思いのもと、女性料理人の活躍を後押しするとともに、外国籍の応募資格を見直し、日本国内での料理関係の従事経験を3年から1年に短縮するなど、より多様な料理人が参加できる形としている。

主催者は、本大会を通じ 「食の力で未来と世界を変えたい」 と本気で信じ、挑む料理人たちの発掘を目指すという。詳細については、公式サイトをチェックして欲しい。

「RED U-35 2025」 審査員団/アドバイザー

「RED

今年は、世界が注目する「大阪・関西万博」でRED U-35の頂上決戦、ファイナルが開催されます。

日本の風土が育んだ恵み、先人たちが磨き上げた知恵と技、そして深い愛情が込められた食材を通して、あなたの独創性や感性、そして情熱を存分に表現してください。あなたの食にかける熱い想いこそが、食の未来を創る力となり、次世代の料理人たちへとつながる大きな原動力となることを期待しています。

レッドエッグを目指す方も、今年こそは挑戦してみようと考えている方も、2025年ならではの輝く発見が待っているはずです。大舞台ならではのプレッシャーもあるかもしれません。その緊張感も含めて、ぜひ、一緒に楽しみ、大会を盛り上げていきましょう。

狐野 扶実子 Fumiko Kono (食プロデューサー・コンサルタント)
パリの老舗「FAUCHON」のエグゼクティブシェフを経て、アラン・デュカス氏主宰の料理学校で非常勤講師を務める。著書「La cuisine de Fumiko」がグルマン世界料理本大賞でグランプリ受賞。JAL国際線機内食、ファースト&ビジネスクラス担当。2025年AMBASSADOR OF TASTE 日本代表。「RED U-35」では2015年から審査員として参加し、2022年より審査員長を務める。


RED U-35 2025
主催:RED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM U-35) 実行委員会、株式会社ぐるなび
共催:株式会社エービーエフキャピタル
協賛:日本航空株式会社、ヤマサ醤油株式会社

公式サイト
https://www.redu35.jp/