文:FINDERS編集部
画面以外もタッチパネル化
「Hello X3」はディスプレイをタッチスクリーンに変身させるセンサーだ。ディスプレイの角に引っ掛け、ディスプレイのサイズなどを認識させることで使用する。

イラスト制作なんかをPCでもできることを一番の売りとしているようだが、筆圧などコントロール出来ない点や、そもそも垂直に近い角度のディスプレイに長時間描き込み続けるのはあまりに過酷。正直良い使い方とは思えない。
どうするのが正解だろうか。
例えば受け取ったPDFや画像になにかコメントをつけて返さなければならないタイミング。全てテキストで返すとうまく伝わらないかもしれないが、かと言って会社のPCから個人のタブレットへ転送して、また戻して……というのは少々手間だ。
そこで、この「Hello X3」を画面に設置してみよう。必要な時だけ、ペンでスラスラっと書いてまたいつもどおり仕事を続ける。なかなかスマートじゃないか(というかそういうコンセプトで作られたのが、Surfaceシリーズではあるわけだが)。

また、タッチスクリーン化できるのはディスプレイだけではない。キャリブレーションを行えば、机をタッチパネル化することだってできるというではないか。これであれば、使い方はいろいろと広がりそうだ。

ちなみに操作は付属のX-Penで行うので注意が必要。
Windows7/8/10&macOS10.11以上に対応している。会社支給ののろまなPCを少しスマートにするチャンスかもしれない。
Hello X3は、現在CAMPFIREにて、クラウドファンディングを実施中。1台1万6416円のプランから用意されている。
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お手持ちのディスプレイをタッチスクリーンに変身させるセンサー「Hello X3」