文:FINDERS編集部
ユーザー目線に立った実直なものづくりが好印象
本格的に肌寒い季節がやってきた。就寝時の暖房器具の定番といえば湯たんぽ。暖房のように空気も乾燥しないし、布団の中で冷えやすい指先を温めてくれる。
アルミのボトルにお湯を入れる、非常にシンプルな構造であるがゆえ、変化の少ないアイテムではあるが、少しずつ進化しているようだ。
ドイツ国内の湯たんぽの半分を製造していると言われるfashy社が開発した「スマートボトル」は、新世代の湯たんぽだ。

Bluetoothでスマホと連動して……というような今どきな(そして無駄な)機能は搭載されていないが、ユーザビリティを最大限意識した、丁寧なものづくりの姿勢が伺える。
従来の湯たんぽは、注ぎ口が狭いため、こぼしてしまうこともしばしば。火傷の危険性もあるだろう。スマートボトルは注ぎ口の周りのカバーをめくることで注ぎ口を広くとることができる。

もう1つの特徴は、その柔らかな肌触り。柔らかいPVC樹脂を使用し、さらに表面になめらかな加工を施すことで、カバー無しで使っても火傷せず、心地よい手触り・肌触りを実現した。

スクリューキャップは折りたたみ可能で、お湯を入れた後にキャップをたためば角がない丸いフォルムに。体に優しくフィットしてくれる。
外気に晒した状態で3~4時間、毛布や布団の中で5〜6時間温かさが持続するため、寝る前に布団に入れても朝まで温かさをキープしてくれる。
また、水や氷を入れれば水枕・氷枕としても使用可能。1年を通して使えるのも魅力の1つだ。

派手な機能は無いけれど、「湯たんぽを使う」ということをとても実直に考えた「スマートボトル」は、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。ライトローズ・スレートブルー・ライトグレーの3色から選ぶことができる。
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ドイツ発・新世代の湯たんぽ!癖になる柔らかさ&広い注ぎ口でお湯が入れやすい!