文:FINDERS編集部
キャラクターデザインは地元のデザイン学生
新潟県三条市、燕市のふるさと納税の共通返礼品として、NFTトレカ「燕三条NFT 匠の守護者」が、5月18日から三条市と燕市のふるさとチョイス返礼品ページにて寄付申込みが可能になる。
「燕三条NFT 匠の守護者」は株式会社燕三条が2019年に販売を開始したトレーディングカード「燕三条トレカ匠の守護者」をNFT化したものだ。

同トレカのキャラクターデザインは、産学連携プロジェクトとして、県内の日本アニメ・マンガ専門学校の学生デザイナーが担当。燕三条の工場(こうば)を中心に、ものづくり関連企業や団体を擬人化した、地元密着・地域活性化型のNFTとなっている。
NFTトレカの第一弾として「建国のプレリュード」のシリーズがリリースされ、1キャラ1万円、5キャラパッケージで5万円の寄付で、ふるさと納税の返礼品としてパックを受け取れる。キャラクターは全30種+シークレット2種の中からランダムに封入されている。またNFTだけでなく、フィジカルのトレーディングカードもあわせて送付される。
NFTトレカはブラウザウェブアプリを使用したカードバトルとしても楽しむことができる。なおアプリの配信は5月18日以降を予定しているとのことだ。

NFT所有者には、所有数に応じて、燕三条地域で使えるさまざまな特典を受け取ることができ、「三条凧合戦」や「飛燕夏祭り」といった地域の名物イベントへ参加や、飲食店で使えるクーポン、「地元民と巡るシークレット工場見学」といった特典も用意されている。
また5月11日には、日本アニメ・マンガ専門学校の現役学生デザイナーがキャラクター制作のための企業視察を行う予定。視察に同行ができるメディアツアーと「燕三条NFT 匠の守護者」発売記念イベントが開催されるということだ。