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動物をモノのように扱い捨てる悪質ペット業者が野放しに…… 動物愛護法改正に向けた訴えがSNSで拡散中
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  • 2019.03.28
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動物をモノのように扱い捨てる悪質ペット業者が野放しに…… 動物愛護法改正に向けた訴えがSNSで拡散中

Photo By Shutterstock

文:岩見旦

悪質な繁殖業者やペットショップなどへの対策を強化するため、超党派の国会議員連盟が動物愛護法の改正を目指す中、一部の議員が根強く反対の論陣を張っている。業者への規制がまたも「骨抜き」になる可能性が高まっているのだ。

このピンチに、 あるYouTuberが「動物愛護法の改正について」という動画を投稿し、多くの反響を得ている。

せやろがいおじさん、動物愛護法改正を訴える

そのYouTuberとは、せやろがいおじさん。沖縄の美しい海をバックに、社会問題について一言物申す動画で人気を博している。

「お~い。日本中の皆さ~ん。動物をモノのように扱って捨てる国に住んでるけど、どない思てる~?」と切り込み、悪質ペット業者により動物たちがどれだけ劣悪な環境で、繁殖が行われているかを解説。「大量生産、大量廃棄。コンビニの恵方巻きのようなことが命で行われてるんや」と訴えた。そして殺処分の悲惨さを述べ、動物愛護法の改正に向けて世論を形成する重要性を語った。

「この状況を野放しにしている我々も共犯です」という関係者の発言を引用し、「この社会を許してるということは、胸糞悪い殺処分に消極的に加担してることなんや」と叫んだ。ちなみに動物愛護法は5年に1度見直しが行われるが、「動物の5年と人間の5年は重みが違う」と危機感を露わにした。

動物愛護法改正のポイントと行うべき行動

動物愛護活動に積極的に参加するミュージシャンの世良公則さんに誘われ、女優の浅田美代子さんたちとともに、衆議院第一会館で行われた集会に参加したせやろがいおじさん。動物愛護法改正のポイントは次の3点だ。

・8週齢規制……生後56日を超えない幼い犬猫の販売を禁止する

・各種数値規制……ペット業者の飼育施設の広さなどを具体的に定める

・繁殖業の許可制の導入……現在は登録制で、誰でもできる状況

また動物愛護法改正に向けた具体的な行動について、せやろがいおじさんは自身のブログで、「動物愛護法改正に関する情報を拡散する」「地元の国会議員に陳情をする」「身近な人と話す」と綴っている。

「知らなかったことが恥ずかしい」SNSで大きな反響

せやろがいおじさんは、この上記の動画を添付したツイートを26日に公開し、現在約9万件のリツイートを獲得。「よくぞ言ってくれた」「涙が出た」「知らなかったことが恥ずかしい」「絶対改正してほしい」「変わるべきは飼う側」など、多くの賛同のコメントが殺到した。

ペットの可愛さだけを享受し、悪質ペット産業の惨状から目を背けることは間違っている。動物たちを守るため、行動を起こす重要性が問われている。


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