
- BUSINESS
- 2023.03.15
量子技術、自動運転、XRコンテンツ…ちょっと先の未来の最先端技術をまとめて体験するソフトバンクの技術展が開催
文:FINDERS編集部
「先端技術研究所」設立後初の開催でイベントも大きくパワーアップ!
ソフトバンク先端技術研究所が誇る最先端技術を体感できる技術展「ギジュツノチカラ ADVANCED TECH SHOW 2023」が、2023年3月22日(水)、23日(木)の2日間で、東京ポートシティ竹芝 ポートホールにて開催される。
ソフトバンク先端技術研究所は、2022年4月にソフトバンク社内のR&D部門として設立。次世代を形作る、先端技術の研究および社会実装を行う部門だ。
ソフトバンクの技術展として2020年からスタートした「ギジュツノチカラ」だが、今回は先端技術研究所設立以降初の開催となる。「今までよりも格段にパワーアップ」したものになるということで期待が高まる。
会場では、同社が実際に研究を進める「次世代ネットワーク」「HAPS(成層圏を飛ぶグライダー型の基地局)」「自動運転」「次世代電池」「量子技術」「次世代コンテンツ」の、6つのカテゴリーの最先端技術の紹介やデモンストレーションを体験できるブースが用意されている。
同展示では2022年3月11日に、ソフトバンクから発表された「自動運転のレベル4(=「高度運転自動化」)の解禁に向けて、自動運転の走行経路の設計や遠隔監視の運行業務などをAIで完全無人化する実証実験を開始」の概要説明も行われる予定だ。
また、会場・ウェビナーにて8つのトークセッションも開催される。上記の6カテゴリーに、通信技術と芸術表現を探求する「デジタルアート」、次世代エンタメの可能性に迫る「XR」などを加え、ソフトバンクの社内外から各分野のスペシャリストたちが集結し、技術の「イマとミライ」を語る。
トークセッションは各日4つずつ開催。各セッションのタイムスケジュールは下記の通りだ。
3/22(水)
13:00 - 13:15 Session 00:Opening Presentation
13:15 - 14:15 Session 01:自動運転「高精細3D地図、MaaSデータ活用、遠隔監視プラットフォームなど、未来の自動運転サービスと周辺技術のいま。」
14:25 - 15:10 Session 02:XR「次世代エンタメを成長させるXR基盤技術と取り組み。」
15:20 - 16:05 Session 03:デジタルアート「通信×芸術表現がもたらす、アートや映画の未来。」
16:15 - 17:00 Session 04:次世代電池「成層圏での実証実験を実施。モビリティーやネットワーク、ロボティクスに革新的進化をもたらす次世代電池は次のフェーズへ。」
3/23(木)
10:00 - 10:50 Session 05:次世代ネットワーク①「通信障害への対策強化と、5Gのまだ見ぬ可能性を拡張。モバイル通信の要であるコアネットワークのあるべき姿を考える。」
11:00 - 12:00 Session 06:次世代ネットワーク②「オープン化や仮想化がもたらすRANの進化の可能性から、これからのRANの方向性を考える。」
13:30 - 14:50 Session 07:次世代モビリティ「未来のモビリティーの実現に向けて、車両や通信、交通インフラの全ての高度化が必要。リーディングカンパニー各社の取り組みや展望を紹介。」
15:00 - 15:40 Session 08:量子暗号「量子コンピューター時代の到来による社会の進化と暗号解読の脅威。2030年代の通信を守る次世代セキュリティー技術について語る。」
AIの実用化やXRコンテンツの普及など、私たちの生活や社会はテクノロジーとともに大きく変わりゆくタイミングにある。言うまでもなく、ビジネスやクリエイションの現場において先端的なテクノロジーへの理解はその重要性を増し続けている。
テクノロジーの現在、そして少し先の未来を一挙に体感できる、またとない機会を逃すべきではないだろう。
ギジュツノチカラ ADVANCED TECH SHOW 2023
日時:2023年3月22日(水)12:30~18:00
2023年3月23日(木) 9:30~16:30 ※時間変更の可能性があり
会場:東京ポートシティ竹芝 ポートホール
参加費:無料
その他:会場、ウェビナーへの参加は事前登録不要